日本国境戦争 21世紀・日本の海をめぐる攻防

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日本国境戦争 21世紀・日本の海をめぐる攻防

  • 著者名:山田吉彦【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • SBクリエイティブ(2015/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797363685

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内容説明

尖閣事件は決して突発的に起こったものではない。日本の国力低下に比例するかのように領土・領海を巡る攻防は近年激しさを増している。“海上の国境”を巡る日本、中国、台湾、韓国、北朝鮮、ロシアそれぞれの思惑と攻防を描き、日本の選ぶべき道を提言する。
2001年12月、冬の日本海に北朝鮮不審船が出現。海上保安庁は戦後50余年の禁を破り、初めて“敵性艦”に対して発砲、交戦状態となりました。以来10年、日本の海を巡る情勢は大きく動きました。尖閣諸島、竹島、北方領土といった領土と周辺領海は、常に一触即発の状況下にありますが、海の上の国境は一般の人々の目に触れることもなく、それを巡る攻防もまた、これまであまり多くは語られてきませんでした。領海を入れれば世界第6位の面積を誇る海洋国家日本の全容と、“海の上の国境”を巡る周辺諸国の利権とプライド。先見無き日本政治の迷走と、各国のしたたかな戦略。尖閣問題でマスコミから引っ張りだことなった著者が、これまで知られることのなかったさまざまな現実と、海洋国家として日本が取るべき戦略などについて、すべてを語っています。

目次

第1章 仕組まれた衝突―尖閣事件の全容(日中衝突は偶発事故ではない 中国の海上警備方針の転換 2010年、中国は海洋強国への道を歩き出した ほか)<br/>第2章 日本国境戦争10年の攻防(日本人の愛国心を読み間違った中国 日本は国境問題を抱えた紛争当事国 北朝鮮工作船との戦い ほか)<br/>第3章 尖閣、竹島、北方領土―日本の海はこうして守れ!(与那国島の防空識別圏見直し 与那国島と台湾は同じ文化・経済圏 台湾の本音は親日 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

巨峰

17
尖閣問題集中読書その2。ずっと狙われていたのに、子ども手当だなんだとのんびりしていたのがよくわかります。マスコミは、本当にまずいことは国民に知らせませんよね。2012/09/22

Humbaba

4
外交においては,決断力が重要である.小泉政権の判断は拙速だったかもしれない.しかし,少なくとも問題を大きくしないという最低限の目的だけは果たしていた.それに比べ,民主党の外交は指針がなく,場当たり的であり,残念ながら国益を損ねていると言わざるをえない.2012/10/18

ニョンブーチョッパー

2
2013/07/17

ニョンブーチョッパー

1
2014/03/29

Row_the_Punks

1
中国やロシアの領土戦略、日本の場当たり的な対応がよく分かります2012/09/11

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