ホリエモンの宇宙論

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ホリエモンの宇宙論

  • 著者名:堀江貴文【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 講談社(2011/05発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062168519

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内容説明

ライブドア事件のまっただ中、著者・堀江貴文氏の宇宙論に対して「会社経営に意欲をなくして怪しいロケット産業に手を出している」などと揶揄されてきた。しかし、それから約5年、堀江氏の宇宙ビジネスへの取り組みは続き、いま大きなビジネスチャンスが生まれようとしている。「宇宙」を誰よりも早く楽しく深く知ることで、未来の夢を見通す。

目次

第1章 停滞の原因は宇宙開発が公共事業になってしまっているからだ(フォン・ブラウンとセルゲイ・コロリョフに見るお金の大切さ;戦争こそが宇宙開発の資金源だった ほか)
第2章 民間の活力で宇宙を目指せ(宇宙でできるビジネス;宇宙で「できるかもしれない」ビジネス ほか)
第3章 民間の役割、政府の役割(シードマネーで結果を出せば資金が集まってくる;国の支援 ほか)
第4章 小さな衛星、小さなロケット(衛星の構成要素―バス機器とミッション機器;携帯電話は衛星のプロトタイプだ ほか)
第5章 未来の夢を語ろうじゃないか(ロシアはエンジンを売ってくれなかった;超小型で安いロケットを作ろう ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

晴れ女のMoeco

6
宇宙×ビジネスの切り口で、宇宙をコストのかかる公共事業にする時代は終わった、アポロが月に到達したのも米ソ冷戦が宇宙開発にまで反映しただけで、戦争がなくなったら宇宙開発が遅れたなどなど。専門知識がなくても、宇宙がすきなら楽しめる本。 このまま日本が基礎研究に重きを置く国であってほしいな。資金の調達や法整備のためにも、宇宙開発にも「文系」の知識って必要だよな…とかふと思ったり。月と言わず太陽系の外にも行けたら楽しそうとか、地球外生命体はやっぱりいるはずとか、読んでいる間ずっとワクワクが止まらなかった。当たり。2016/03/18

よっしー@challenge

5
はやぶさ2の帰還がニュースになりこれを機会に学習。 ■宇宙開発はソ連対米国の冷戦に遡る。技術の覇権争い、地上から高い場所の覇権争い。 ■人類の月面到達により争いの大義名分がなくなり宇宙事業は雇用を守る公共事業に。これにより進化が鈍化。 ■宇宙開発によるビジネスは①衛星関連(打ち上げ、観測、通信、測位)②宇宙実験③宇宙観光。観光は現在2千万ドル。 ■ロケット開発はミサイルとの親和性が強いため国が統制が多い。 ■ハイテクとローテクの行き来により技術は進展する。 ■米国の法律は基準。日本の法律は統制が目的。2021/01/06

Yasuhiro

5
今まで宇宙開発は凄いという本ばかり読んでいたが、国がやる公共事業だからダメだという視点で書かれていて面白かった2016/10/30

本のブログ

5
堀江さんの話はいつもお金や技術の使い方に夢を見させてくれる。ロケットの話が主。現在に至る開発の歴史なども綴られているので、素人でも大部分は理解できました。2015/02/01

まめタンク

4
2013年26冊目。本書を読んでいて強く思った事は、ホリエモン自身が子どものように、宇宙に夢を抱き興奮している事だ。ホリエモンが開発している小型ロケットは人は運ばないけれども、人の大きな夢を背負っていると思った。おっさんの夢が本当にお金の稼げる商売になったら面白いよね。そう思った。2013/02/18

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