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内容説明
最強の敵を前に、追い詰められるエド。兄の危機を助けるため、アルは扉を開くことを決意する…!! 戦いの行方は!? そして、兄弟が辿り着いた答えとは…!? No.1ダークファンタジー堂々完結!!! 外伝「もうひとつの旅路の果て」も収録。
(C)2010 Hiromu Arakawa
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
301
ついに最終巻!みんな最初のころから比べるとすごく成長したなという感がある。しかし相変わらずおまけで名言とかを茶化してるところが面白い。作者の他の作品も読んでみたい。2012/09/16
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
187
連載2話で1冊という連載ページの凄まじさに驚く。そして、無理矢理でなく計算された良いエンディングが素晴らしい。膨満が雑誌だと、ここから世界編で兄弟二人の新たな旅が世界全体を揺るがす大事件にという話になってまだまだ続くんだろうにと思ったり…復活新連載を青年誌で更にディープにやってくれると面白くなりそうな予感。でも、この物語はこれで良い一つの結末でした、大満足です。2010/11/25
ひお
181
堂々の完結。そして大団円。痛みと共に前に進む希望にあふれるラストだった。真理に打ち勝ったエドも途中影が薄かった割においしいところはきっちり抑えて主役を演じきったし。等価交換から10もらったら1を足して11にして返すという新たな価値観にたどり着いたのも流石!!連載初期から追っ駆けてた甲斐がある物語でした。荒川先生お疲れ様でした!!最高ランクの作品ありがとー。2010/11/24
Die-Go
152
レンタル。再読。エドワードとアルフォンスの兄弟は、人体構築の錬金術の代償に兄はその肉体の一部を、弟は全てを失ってしまう。そして、その全てを取り戻すことを誓って旅に出る兄弟の様々な出会いを通して得る心の成長を描く。非常に面白い漫画だった。初期から広げていた伏線もしっかり回収しているし、キャラクターが魅力的。そして何よりも、無駄に長々と続けないで潔く区切りをつけたこと。★★★★★2016/08/24
呉藍
128
終わってしまうのかーと寂しさがつのる中、闘い続けてきた兄弟が辿りつき、そして証明しようとする新たな等価交換の法則に感動を覚えます。これまで旅してきた答えがそれなんだなあって。中だるみすることなく、ここまで描き切ってくださった荒川先生に大感謝です。そして、それぞれが”らしい”旅立ちをした最終巻でした。これからも歩き続ける人々に幸いあれ!2010/11/26