集英社文庫<br> 岸和田のカオルちゃん

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集英社文庫
岸和田のカオルちゃん

  • 著者名:中場利一【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 集英社(2014/08発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087466287

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内容説明

岸和田には絶対守らなければならないルールがある。カオルちゃんが来たら道をあけろ、目を合わせるな、小声であっても悪口を言うな。でないとダイヤモンドより硬い頭や鉄球のようなゲンコツが飛んでくる。ご存じチュンバと小鉄の迷コンビもやられ放題。ひと泡吹かせてやりたいが、何せ相手はケーサツもヤクザも恐れをなす世界最強の男。果たして二人の運命や如何に!? 抱腹絶倒のシリーズ第4弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiru

97
「さわらぬカオルにタタリなし」これが岸和田の常識!もうメチャわくわくするやん♪「カオルちゃん」は数々の最強伝説をもつ。ヤクザも警察もカオルと目があえば道を譲り、カップルは写真を勝手に撮られ「幸せ写真じゃ、おうコラおう!」と1枚5千円で売りつける!こんな傍若無人な主人公は他にいてへんのとちゃう?やることはエゲツナイけど、一直線の生き様は岸和田の象徴。だからみんなカオルちゃんが好きゃねん。怖いけど痛いけど殴られるけど好きなように生きて!カオルがおらんかったら寂しいやん。でも隣に越してきたらたら迷惑かな😉? 2022/05/11

相田うえお

71
★★☆☆☆ 娯楽性高い作品。当方には難しかった。関東と関西ではやはり微妙な平均的性格の違いやイベントに対するノリの違いなどが異なり、違和感?共感しにくいのかな。カルチャーショックな事ばかり。でも、大阪にしばらく仕事で滞在してたけど東京よりいい街だと思うよ。まず東京より人がいいよ、無視や見ないふりの人は少ないしね。困ってると声をかけてくる事が多い気がします。ただ、関西のノリに慣れればという条件付きだけどね。。(内容更新)

10$の恋

37
ヤンチャの極み、ガラが悪くてムチャクチャやけど、めっさオモロい♪ありえへん話がワンサカ。ご存知チュンバと小鉄の迷コンビ、クソが出る前にケツをふくほど短気なふたりや。「とやかく言う前にいてもたれ!」ケンカ上等のふたりやけど、上には上が。その名も『カオルちゃん』。軽く指パッチンしただけで周りの人の鼓膜が破れたと言われるぐらいの怪物。たぶんラオウより強い(笑)。カオルちゃんの伝説を挟みながらの岸和田荒くれ物語、読んでて少しでも(アホらし…)なんて囁いたら、本の中からカオルちゃんのパンチを喰らうど、ようワレよう?2022/05/07

活字@れつだん先生

1
作者自身であるチュンバを美化せず情けないところも書いているのがよい。これは私小説だ。 http://retsudansensei.hatenablog.com/entry/2018/04/23/2214572018/04/23

hechima1106

0
NC2015/12/31

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