幻冬舎文庫<br> 仮面警官

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幻冬舎文庫
仮面警官

  • 著者名:弐藤水流【著】
  • 価格 ¥717(本体¥652)
  • 幻冬舎(2012/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344415577

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内容説明

殺人を犯しながらも、逃げるより復讐するため警察官になった南條。完璧な容貌をなぜか分厚い眼鏡でひた隠しにする財前。正義感も気も強い美人刑事・霧子。陰惨な事件の捜査会議で一堂に会し、各々の過去や思惑が絡み合いもつれていく。南條に疑念を抱く定年間際の刑事・多治見も動き始め……。信念と正義を問い直す、新・警察小説シリーズ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

megaga

9
続編ものと知らずに…どうりで序盤やたら色んな方に話が膨らんでたわけですね…。だけど一個の事件はちゃんと終わってます。若干詰め込み感があり、「刑事の勘」てやつ頼りに話がうまくすすみすぎですが…。やたら登場人物が出てきますが、文体も読みやすくとにかく興味マックスで一気に読みきりました。忘れないうちに続編探さないとぉー☆2012/07/12

南註亭

9
事件も登場人物もかなり複雑かつ微妙な設定かな。だからかえって一気に読めてしまうのかもしれません。主人公である南條のキャラクターがまだはっきりとしない部分がありますが、人物や事件の相関図は次巻以降に少しづつ明らかになるのでしょう。文体が重くないので読みやすいと思います。2012/04/09

タカシ

8
恋人の復讐とその謎を追うために警官になった南條は通り魔事件を女性刑事霧子と追うが…。センテンスが短くて読みやすかったですね。逆に話が淡白な印象でしたが、一番大きな謎は持ち越しなので続編も読んでみます。2017/12/01

ごんちゃん

8
未だびみょー。連ドラの1話目で主要登場人物のお披露目ってとこですかね。でもって登場人物全員にに何らかの繋がりがあって、過去の事件を引きずっている設定。で、きっと過去の事件は警察上層部の不祥事なり隠ぺいに繋がっていく黄金のパターンっぽいな。ちなみに、本作は連続通り魔っぽい事件だけど、やっつけな解決。そんな偶然ないわーが5回くらいあった。次作に期待。2016/05/07

うぇい

7
 なんかある意味斬新な作品だな。  とっても盛り込み過ぎで430ページに4~5冊分の警察小説を放り込んでごった煮にしたような感じでした。映画館の中学生の娘なんか明らかに登場させなくて良いし、いろいろ消化不良な部分があるように思いました。あと偶然に負う部分が多い様に感じたし、ちょっと興ざめでした。ラスト2ページの終わり方もふわりとした感じでスッキリしませんでした。  それでもこの作者の作品読むのは『いじめの鎖』に続いて二冊目だけど、この『仮面警官』の方が『いじめの鎖』より断然面白かったです。2023/01/30

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