幻冬舎文庫<br> 魔界の塔

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幻冬舎文庫
魔界の塔

  • 著者名:山田悠介【著】
  • 価格 ¥517(本体¥470)
  • 幻冬舎(2015/07発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344415287

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内容説明

「最後のボスを絶対に倒せないRPGがある」という噂を聞いた、ゲーマーの嵩典。実際に噂のゲーム『魔界の塔』に挑んだ友人達がプレイ中に倒れ、次々と病院送りに。しかも途中で終わったゲームの画面には「お前も、石にしてやるわ」のメッセージが……。それでも嵩典がゲームクリアに挑戦すると、死よりも怖い「まさか」の結末が待ち構えていた!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えみ

64
RPGとは違う。人生はリセットボタンなどないのだから、こんなハードすぎるイベントには参加したくない。武器も魔法も持たないで敵に立ち向うなんて…無謀すぎる。何と言っても最悪ラスボスには唖然とするばかり。そこまでしてパーティを全滅させたいか!と衝撃をうける。主人公は職業無職から石にされた友人を救うため立ち上がり、レベルを上げてゲーム会社に就職。様々な関係者から話を聞いて友人を救う鍵を見つけていく。…そして辿り着いた真相の前に待ち受けるラスボスと、ラスボスによって呪いをかけられた彼が。果たしてクリアできるのか!2022/04/20

NADIA

41
「ラスボスを絶対倒すことできない」と囁かれるRPG『魔界の塔』。このゲームに挑み魂を抜かれてしまった後輩ののために、というより成り行きでこの現象を追うことになったゲーセン通いのニート嵩典。「このオレ様にクリアできないゲームはない」という姿はカッコいい・・・ではなく、とてもイタい。ドラクエ型RPGに技術は要らんわ。プレイスタイルもごく普通だし。これは彼の成長の物語かと思ったのだが・・・うーん(^^;; 最大の謎も謎のままだし、非常に残念な読後感。サンドイッチマン富澤さんの解説が最大の読ませどころと思う。2019/07/25

Shoji

32
子供の本棚から抜き取って読んでみた。ロールプレイングゲームの世界と現実の世界が融合してしまう内容です。ホラーとエンタメを足して二で割ったような内容でした。少し消化不良のまま読了。2022/06/18

布遊

30
友人に借りた本。読み始めると、ゲームの話らしい。読み続けることができるか、不安になりながら読み進む。途中、ニートだった嵩典の就職が決まった頃から、ミステリー要素が多くなり、面白くなっていく。その後はあっという間に読めたけれど、この物足りなさは何処からくるのだろう?2018/12/06

mika

29
最後のボスを絶対に倒せないRPGがある…という噂からはじまり、実際そのゲームで最終ボスと戦った者は次々に意識を失ってしまう…。自称ゲーマー主人公がその謎を追うというものだが、本当にゲーム感覚で進んでいってるかのよう。途中ホラー要素も絡み、妙なドキドキも…。内容、描写など全体的に薄っぺら感は否めないがサクサクっと読みたいときにはいいかもしれない。2017/07/12

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