角川ホラー文庫<br> 六蠱の躯 死相学探偵3

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角川ホラー文庫
六蠱の躯 死相学探偵3

  • 著者名:三津田信三
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • KADOKAWA(2013/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043902033

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内容説明

志津香はマスコミに勤めるOL。
顔立ちは普通だが「美乳」の持ち主だ。
最近会社からの帰宅途中に、薄気味悪い視線を感じるようになった。
振り向いても、怪しい人は誰もいない。
折しも東京で猟奇殺人事件が立て続けにおきる。
被害者はどちらも女性だった。
帰り道で不安に駆られる志津香が見たものとは…?
死相学探偵弦矢俊一郎は、曲矢刑事からの依頼を受け、事件の裏にひそむ謎に迫る。
注目の人気シリーズ第3弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Take@磨穿鉄靴

54
死相学探偵の3作目。回を重ねる度に良くなってくる感じ。1作目では苦手に感じた主人公もだいぶ成長してきた感じ。テンポも良くスラスラと楽しめた。犯人、動機については正直「ふぅん」と言う印象。意外性がスカッと納得させる感じではなく、意外性ありきで必要性がない印象。尻すぼみではあるがなかなか楽しめた。★★★☆☆2019/04/11

えみ

48
もし何か得体の知れない予感を感じたら…。もし死相をみることができる能力を持ち、依頼をすればその能力を使い原因を探ってくれる人がいると知ったら…。半信半疑、自分の死期が近づいている事を認めたくないけれどその能力で救われる可能性があるならば縋りたい。それが依頼する人間の本音ではないか。死相がみえることを生かして事件を解決する死相学探偵・弦矢俊一郎の活躍を描いたシリーズ3作目。今回は女性を殺害した後に体の一部を“強奪”する猟奇殺人犯を追う。どこで誰に狙われるか分からない恐怖と、まさかの犯行理由に身震いする一冊。2024/01/27

眠る山猫屋

46
再読。アゾートの下りにはビックリ。本歌取りですね。体のパーツを狙う連続殺人事件に巻き込まれる主人公・弦矢俊一郎。曲矢刑事もずいぶん理解を示してくれるようになって心強いかぎり。それでも全てを拐ってしまうのは猫の僕にゃんですが。2016/04/24

きっしぃ

39
シリーズ3作目。今回は普通にミステリーだった。選ばれた美しい体から、5つの部位を選んで一人の理想の女性を作ろうとする犯人。犯人を指名しては否定する、刀城言耶のような謎解き!犯人は想像ついたけど、面白かった。続きも読んでこ。2020/07/21

NAO

39
いまのところこの本が一番面白いと思います。虐殺器官のあとだけに読みやすい!2017/03/08

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