内容説明
ゴムに塩と砂糖をまぶしたような激しい味の「サルミアッキ」に驚愕、お互い言葉が通じないトラムの運転手さんの親切に涙、怪しいクラブ「地獄」に果敢に挑戦、フィンランドのおふくろの味に舌鼓……。旅好きな俳優が、映画の撮影で滞在したフィンランドの日々をユーモアと愛情たっぷりに綴る、人情味溢れる旅の話。笑えてジンとくる、名エッセイ。
目次
舌の上のフィンランド
これを1リットルください。
路面電車に乗って
スオミ食堂
カンボジアの朝日。ヘルシンキの夕暮れ。
ヤルッコ、ヤッチマイナ!
わたしのそばにいて
夜にもまれる
クラブ「地獄」
芸術家の夜〔ほか〕