小学館101新書<br> 幕末維新を「本当に」動かした10人(小学館101新書)

個数:1
紙書籍版価格
¥792
  • 電子書籍
  • Reader

小学館101新書
幕末維新を「本当に」動かした10人(小学館101新書)

  • 著者名:松平定知【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 小学館(2013/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098250707

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

幕末維新、激動の時代を生きた10人を語る!

260年続いた徳川の世が瓦解しはじめる。その時、各地で新しいリーダーが産声をあげた。列強の圧力をはねのけ、いかにあらたな「日本」をつくりあげていくのか。倒幕から明治維新、激動の時代に生き、人びとの先頭に立って世の中を動かした「志士」たち。坂本龍馬のような下級藩士から有力旗本だった小栗上野介、農民から武士となった近藤勇や土方歳三など、幕末維新を「本当に」動かした10人の活躍を、NHK『その時歴史が動いた』のキャスターを務めた松平定知氏の視点で捉える!

目次
第1章 坂本龍馬 薩長を結びつけた発想
第2章 高杉晋作 維新への扉をひらいた行動
第3章 小栗上野介 近代工業化を推し進めた信念
第4章 近藤勇と土方歳三 義に殉じた士の矜持
第5章 大村益次郎 近代的軍隊を組織した村医者の戦略
第6章 榎本武揚 国際法を駆使した交渉力
第7章 篤姫と和宮 家を救った御台所の意地
第8章 岡倉天心 東洋の美を再発見した探求心

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BluePlanet

13
★3.3 2010年2月6日発行。元NHKキャスターの松平定知氏が独断と偏見で選んだ幕末維新を動かした10人。小栗上野介忠順のことは確かにあまり知られていないのかも。そして、これほど不遇不当な扱いを受けた武士はいないというのも、読んでいてなるほどと思った。大村益次郎、榎本武揚、篤姫、和宮・・・についても、短い紙幅の中に、多くのエピソードが詰め込まれ、「その時歴史が動いた」と同様、大変面白かった。2017/09/03

にせものばかり

8
NHKのあの松平アナの著作。彼は歴史にも造詣が深いのですね。 10人のうち、特に小栗上野介のことが大変印象深いです。 日本の造船業の発展はこの人物なしではありえなかったと思います。 2014/03/25

Humbaba

4
例え本心から賛成したわけではないとしても、自分が一度承諾したからにはそれに従う。そして、自分の嫁いだ相手のためにできることをすべてやる。決めたことを最後までやり切るその意志の力は、それまでの経緯を知っている人たちに取って大きな力となっただろう。2013/10/08

ZEPPELIN

3
松平さんの声が聞こえてきそうな落ち着いた文章。こうやって読んでいると、開国や倒幕が必要だったのは間違いないにしても、やっぱり新政府側の人間は流れに乗ったようであまり面白くない。となると、面白いのは旧幕側。新選組はもちろんのこと、小栗上野介や榎本武揚のイメージも大いに変わったし、大河のキャストだけで敬遠していた篤姫や和宮も良い。「慶喜はどうなってもいいから、徳川家の存続を」なんて、家臣でも言えないことを言える気の強さ。逃げ惑うヘタレ将軍は、どのような心境だっただろうか2014/07/15

Masaki Sato

1
「その時歴史が動いた」の松平さんの著書。青天を衝けや新選組を見ていたので、小栗上野介が横須賀の造船所を立ち上げたエピソード、榎本武揚が横浜居留地に累が及ぶと英国の攻撃を受けると国際法を盾に江戸城無血開城のきっかけの一つを作ったエピソードなど印象的。引用文献が司馬だったりするのでエンタメとして。2022/01/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/384177
  • ご注意事項