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内容説明
子どもの能力を引き出し、単なる学歴だけではない本当の賢さを養うには、どんなふうに子育てをすればいいのでしょうか。著者は「子どもがしつけと感じないしつけ」を提案します。それは日々の生活の中で、子どもが自ら進んで、嬉々として繰り返すような習慣づけです。そこには親にとっても、工夫して仕掛けを考える楽しさがあるのです。例えば「一度に二つ以上のことを言いつけよう」「子どもと一緒におもちゃを分解してみよう」など、子どもの思考力や創造性を育む具体的なアドバイスを、80のルールに分けてわかりやすく解説します。
目次
プロローグ…「脳力」をつけるしつけとは
第1章 子どもの中に眠っている「いきいき感覚」をひらくルール
第2章 子どもの能力を120%発揮させる「にこにこ環境」作りのルール
第3章 心と体に奇跡を起こす「魔法の言葉」で語りかけるルール
第4章 子どもが進んで楽しく学べる「わくわく学習」のルール
第5章 自分で考えて、答えを導き出せる「賢い思考」を育てるルール
第6章 困難に負けず、自分で乗り切れる「はりきりガッツ」を引き出すルール
第7章 集中力を高め、頭の回転が速くなる「わんぱく遊び」のルール
第8章 心・体・頭をすくすく育てる「すこやか習慣」のルール
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てくてく
6
子どもの育ちに関する著作の多い多胡氏の本。学校の勉強ができる子というよりは積極的に学び生き抜くことができる子を頭のいい子と設定して、親の心構えを説いている感じの本だった。2017/08/27
どっち
5
頭のいい子ってのは、成績がよいことではなく、自分の力で世の中で生きてく能力。言いなり人間にならないために自分の頭で考えさせる育て方。その妨害の最たるものが親の言葉による制限、洗脳。2014/02/03
Hiroshi Kouno
4
題名と多胡さんがどんな事書いてるんだろうと思い手にしました。しつけと自由について考えさせられました。こどもにやりたいことだけやらせればいいのか、はたまた・・・・・。と考えさせられました。最後の最後に家族団らんについて書いてます。何気ない家庭内の会話が重要だということを教えていただきました。。子育てが今から大変な時期に突入していきますが、話すということを心掛けていこうと思います。たぶんこれはすべてにつながると思います。なぜって、家族というものは一番小さな組織だと思うので…。2012/02/05
の
4
いろいろ工夫をして育児をしたいと思った2012/02/26
まっちゃん
3
ユダヤ人の教え「他人より優れろではなく、他人と異なれ」という一文に、周りと比べてどうなのかではなく、それぞれの個を大切にする子育てを意識したいと思いました。2020/11/26