内容説明
面白くて、時にほろりとさせられる法話が得意の大栗先生が、今回はお釈迦様の教えについて語ってくださいます。お釈迦様の誕生から入滅までの様々なエピソード、古代インドの神様や魔物が登場する説話を楽しく読み進めるうちに、お釈迦様が説こうとした真理って、こういうことだったのか!と気づかせてくれる文庫です。悩みが頭から離れないとき、心が苦しいときに、ぜひ手にとってみてください。
目次
第1章 釈迦、『仏法』の真髄を教える(一心に唱えた“南無観世音菩薩”の奇跡 情けは人のためならず ほか)
第2章 釈迦、天上界より『地球』に誕生(釈迦、人間として生まれ変わり、仏になるための活路を見出す 釈迦、自ら求めて出家、苦行の旅に出る ほか)
第3章 釈迦、『三世』の道理を説く(死者を葬るありがたい仏法の施し 善い行ないは、必ず善い結果を招く ほか)
第4章 釈迦、ついに『涅槃』に入る(仏の法を聴いて、仏をおがみ、御利益をいただく 仏の教えの功徳は、怪物までも救う ほか)
第5章 釈迦、永遠不滅の『仏法真理』を示す(生命の流れ=十二因縁を説いた羅漢の教え 人間の“五欲”を断ちきる悟りへの道 ほか)