ハヤカワ文庫SF<br> 2010年宇宙の旅〔新版〕

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ハヤカワ文庫SF
2010年宇宙の旅〔新版〕

  • ISBN:9784150117337

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内容説明

2010年、宇宙船アレクセイ・レオーノフ号は地球を旅立とうとしていた。10年前に遙か木星系で宇宙飛行士4人が死亡、1人が失踪した事件を調査し、遺棄された宇宙船ディスカバリー号を回収することがその任務だった。はたして真相は究明されるのか? そして、木星軌道にいまも浮かぶ謎の物体モノリスの目的とは……前作を上回る壮大なスケールで全世界に興奮を巻き起こした傑作にあらたな序文・あとがきを付した新版

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マドロス

58
ここまでは、読んでる現在において過去の話。実際はこんな世の中ではないけれど。次は今から見ても未来の話。うーん、どんな展開になるのか。まったく読めない。少し時間をおいて、三作目にもチャレンジしよう。2018/01/27

かえで

39
宇宙の旅シリーズ2作目。2001年宇宙の旅の時に遺棄されたディスカバリー号を回収するためレオーノフ号が木星に向かう…前作の小説版では土星だったが、ここではキューブリックの映画版に合わせ木星になっている(なので是非2001年の小説も映画もどちらも観て欲しいところ)。前作のラストも壮大だったが、2010年はそれを越えると思う。木星やモノリスやディスカバリー号を巡る謎の数々とその進展、テクノロジー描写、クルー同士の人間関係…そして衝撃のラスト。クラークの科学知識に裏打ちされた名作。この作品の映画版も気になります2015/09/16

Tadashi_N

31
救出に向かった宇宙船と木星の話。驚きの結末!2001と登場人物が若干カブる。2017/08/17

イプシロン

29
HALが暴走した理由や、モノリスの謎が幾分説き明かされるだけに『2001年宇宙の旅』を読んで、モヤっとしている人には強くお勧めしたい。ただし、そこにあるクラークの解釈は個人的には少し残念だった。HALがダブルミーニングで悩んで暴走(自我が生じた)というのは、人間心理に基づいた理論であるし、モノリスが意志もないのに力を働かせているというような仏教的解釈が難しくなる結末だったからだ。自称隠れ仏教徒と言っていたクラークらしさをもっと感じたかったという我儘に過ぎないのだが……。2022/03/24

k16

20
土星ではなく木星。前作の続きというか映画版の続き。 ロシアのレオーノフ号でディスカバリー号回収に向かう物語。 中国のチエン号との競争、木星上のビッグ・ブラザー、今作も面白かった。 ハルとチャンドラ博士の動向にハラハラした。2021/04/19

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