本当は偉くない?歴史人物

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本当は偉くない?歴史人物

  • 著者名:八幡和郎【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • SBクリエイティブ(2015/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797356632

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内容説明

大河ドラマに騙されるな! あの歴史上の人物は本当に偉かったのか? 小説やTVドラマにより捏造され続けてきた日本史の偉人たち70人の評価の変遷を追い、その知られざる実像に迫る。盛り上がりを見せる安易な歴史ブームにあえて一石を投じる1冊。

目次

第1章 古代の10人―聖徳太子はやっぱり偉かった?
第2章 平安・鎌倉・室町の9人―天皇から将軍までを辛口診断
第3章 戦国時代の12人―No.1は秀吉!信長、兼続は?
第4章 江戸時代の11人―家康は本当に名君だった?
第5章 幕末の9人―激動期の英雄たちの偉人度は?
第6章 明治の9人―岩倉具視、大久保利通の評価を正す
第7章 大正・昭和・平成の10人―原敬から小泉純一郎まで

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかしくん。

22
う-ん。前に著者の「歴代総理の通信簿」も読み、まあそれなりに納得感のある内容と思いましたが、残念ながら本書はその域にも達してないと思います。より古い歴史上の人物であればこそ、評価をする根拠が薄れるからでしょうか? ただ一つ納得したのは、東条英機の評価で「戦争を始めたことより止めなかったことが罪」という部分ですかね。2014/10/05

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

7
採点方式で話題になった福田和也『作家の値打ち』『総理の値打ち』のアイデアを拝借して、歴史人物の通信簿もので世に出た八幡和郎の本。ではつまらないかと言えば、所がどっこいこの人の本はいつも面白い。採点するだけの基準の持ち主である。卑弥呼を『女酋長』近藤勇を『ヤクザのボス』と言い切る痛快。一番痛快なのは保科正之に対する酷評。真っ当である。世界的視野と経済的視点の無い人が嫌いというのは、著者の一貫した姿勢。読んでハズレの少ない書き手。八幡さん自信が『やや過小評価』である。2012/06/18

5
名前と同時に点数を出す時点で、先入観が入ってしまう。タイトルは斬新だと思ったのだが、このような手は好かない。読んでいく程に幻滅してしまった。2010/12/08

shigoro

4
70人の有名な歴史人物をダイジェストで学べるかと思ってよんだけど、どちらかというと初めからその人物を知っている人が読んで、「こうゆう考え方もあり、こうゆう評価になるのか」と知るための本のような気がする。だから知っている人物は面白く読めるが、知らない人物は意外と分かりにくいかも。まぁ評価というのは死後何十年経った後やその時代(バブル期、不況期)によってコロコロ変わるから一概に定められないんだよな。 2012/02/22

KOTA

4
ん~。 なにも司馬遼太郎は歴史事実を捻じ曲げようとしてあれだけの創作をしたわけじゃないけどね。 読み手が勉強不足か勉強嫌いで、創作部分も鵜呑みにしているだけだから。 でも伝えられるより立派な人かもしれないし、そもそも歴史を動かした人間が立派かというとそれは違うのでは?  まぁこういう見方をする人もいらっしゃるということで。

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