内容説明
古都・鎌倉、相山流茶道の家元邸で開かれた茶会は御曹子婚約発表の場でもあった。その席で、ある男が胸に包丁を突き立てた死体となって発見される。手伝いとして現場にいた小高紅美子は、家元の次男・秋次郎や県警の安積刑事と流派に隠された伝承と戦国時代にさかのぼる怨讐を追う。傑作長編ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おれんじぺこ♪(15年生)
29
ひさしぶりの今野作品でした。ん?安積??鎌倉にいるの?と思ったけど別人でした(笑)紛らわしいな。今回は警察ものといえども、主役が目撃をした女性(普通のひと)だったのですけれど、その人があまり好きになれず・・でした。それにしても茶道にも通じているのか,今野さん!すごいです♪2016/04/14
haru
20
購入本。今野作品は好きなのですが、今回なぜか睡魔と戦いながら読み終えました。主人公の女性が余り好きでなかったためか感情移入できず、、残念でした。ミステリーとしては可もなく不可もなくという感じです。2015/11/05
jima
19
鎌倉の茶道の家元で包丁を胸に刺された男が。2020/04/27
sarie
17
舞台は鎌倉。茶道の家元邸で開かれた茶会で男が胸に包丁を突き立てた死体となって発見される。 現場にいた小高紅美子、家元の次男・秋次郎、県警の安積刑事の3人が中心となって事件の謎に迫る・・というお話。 名前は同じですが班長シリーズの安積刑事とは全く違う人でしたので、ハンチョウの原型になった人なのかな?古い作品なので今野敏らしさが薄く、内田康夫のような2時間サスペンスのようなお話でした。物語自体は面白かったです。2016/06/16
そのぼん
17
茶道のことはほとんど知らなかったので、『へぇ~』って思いながら読んでいました。『ハンチョウ』の安積氏も出てきますが、思ったほどは出番はなかったです。2012/09/18