内容説明
何気なく口にした言葉が、相手にうまく伝わらないことはたくさんある。言葉って、本当に難しい。誰に、どんな場所で、どんな時に、どんな言葉を発すれば効果的か。それを考え、無用な失敗を減らすための一冊。吉本興業のマネージャー、企画会社社長、人材活性プロデューサーなど、ずっと人にかかわる仕事をしてきた著者ならではのリアルで鋭いアドバイスが満載。
目次
第1章 相手の心に突き刺さるひと言
第2章 相手の反感を買うひと言
第3章 あなたの可能性をせばめるひと言
第4章 言ってもしかたないひと言
第5章 使い方が間違っているひと言
第6章 人間関係を良くするひと言
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
CottonCandy
7
言葉って怖い。特に日頃何気なく遣ってしまう「口ぐせ」には気をつけたい。この本に挙げられている「よけいなひと言」は、かつて誰かから言われて嫌な思いをした経験から、それは禁句だと既に承知しているものばかりだ。しかしながら、人から言われて嫌だった言葉を、自分もつい口にしてしまうことがあるのはなぜなんだろう。「大丈夫?」「大変ですね」「バタバタしていて」「とりあえず」それがよけいな言葉だとわかってはいても、他に適切な言い方が思いつかないこともあるんだよなあ。でもこれからはもう少し気をつけてみようかな。2010/04/15
Artemis
4
こういう人いる!って思うけど、自分のこと棚に上げてたらダメね^_^;内省するって自分の成長にも大事だし。でも、周囲で余計な一言を言ってる人に押し付けたらそれは余計な一言。自分の物差しで人を測ってはいけない、心に留め置く_φ(・_・2014/10/01
kakaka@灯れ松明の火
3
わが身を振り返ってみようかと思いました。偶然にも前に読んだ「仕事耳を鍛える」と重なる部分が多かったです。ただ、この本は読むというより、セミナーや講習会に参加しているような感触です。人柄が滲みでる文章のせいでしょうか。2010/06/20
london3
3
確かに余計だけど・・・ よけいな本って感も否めない。2010/02/17
ギルヲ
2
著者は横山やすしをビンタした伝説をもつ人なので、笑える本かと思っていたら真面目な啓発本でした。期待していた内容ではありませんでしたが、参考になることも多かった(意見が私とは違うのもありましたが)。先日読んだ『死亡フラグ図鑑』こそ、よけいな一言だらけだったなあ(笑)2022/07/10