ハヤカワ文庫SF<br> 彷徨える艦隊 3 巡航戦艦カレイジャス

個数:1
紙書籍版価格
¥924
  • 電子書籍
  • Reader

ハヤカワ文庫SF
彷徨える艦隊 3 巡航戦艦カレイジャス

  • ISBN:9784150117214

ファイル: /

内容説明

予想外の針路をとることでシンディック軍司令部を翻弄することに成功したアライアンス艦隊。バルター星系では、ギアリーの用兵によりあまりにも自軍の損害が少ないことに混乱した自動兵站システムの誤作動で原料の不足という思わぬ事態に陥るが、補給物資の強奪にも無事成功。次々に転移する星系で敵艦隊を撃破し、まさに順風満帆に思われた。だがその行く手には、艦隊を壊滅の危機に陥れる怖るべき罠が待ち受けていた!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SINKEN

11
【総評】★★☆☆☆【感想】終始同じような展開で少し飽きてきた。ハイパーゲートを提供したとされる第3勢力の存在がほのめかされるが、はたしてどこで絡んでくるのか。ギアリー以外の人間がとても士官らしくないのが辛い。いくらなんでも闘い方知らなすぎ。2020/09/13

すけきよ

8
ギアリーの偶像視とのギャップ、リアーネのツンデレ、反対派の不穏な動き、奇策によるシンディック撃破、ラストで異星人の存在、とすっかりパターンは出来上がっているんだけど、それでも読んじゃうんだから、エンタメとしては完成している。その分、まるで姿を見せないシンディック軍の正体は、実は○○(言葉は各自入れて)みたいな深読み展開はなさそう。リアーネのツンデレは高度すぎて難しいけど、デシャーニはなかなかいい素材を持っているね。ラストは10週打ち切りみたいなシーンで終わったなぁ(笑)ところで、カレイジャスって出てきた?2009/08/25

7
今回もアライアンス艦隊は、場当たり的な対症療法での戦闘と逃走を繰り返すばかり。読んでいる時は面白いと言えば面白いのだが、三巻に渡っての繰り返しに、少々食傷気味になってきた。新しい展開がないと、飽きが来てしまう。ギアリー大佐の苦悩極まれり。本巻でようやく具体性を帯びてきた第三勢力である、知的異星生命体の存在は興味深いが、次巻でのシリーズ新展開がなければ、そこで挫けてしまいそう。コペルニクス的大転回、期待しております。2015/05/07

鐵太郎

7
表紙絵は、巡航戦艦カレイジャスのドゥエロス艦長なのかな。暗い人ですな。(笑) この巻は、お話はまた新しい展開はありますものの、基本的には逃げ回る行動に終始します。シリーズものの一冊であるから楽しめるけど、単発であればストーリー的には面白くないだろうな。2009/09/04

Masa

6
読了。ま、こういうような感じになってくるよねー、と。しかしほんとストライクすぎてもう大好き、これ。2023/10/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/575399
  • ご注意事項