講談社文庫<br> ST 警視庁科学特捜班 為朝伝説殺人ファイル

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講談社文庫
ST 警視庁科学特捜班 為朝伝説殺人ファイル

  • 著者名:今野敏【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 講談社(2014/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062764032

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内容説明

伊豆大島、そして奄美大島でダイビング中の死亡事故が発生。どちらの場所も源為朝伝承の地だった。そこに注目したワイドショー番組が事件を取り上げる。ところが番組スタッフからも死者が出る……。本当に事件は為朝の“呪い”によるものなのか? STは謎を追って現地に飛ぶ。「伝説の旅」シリーズ、始動!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

96
話はテレビ業界のワイドショーに絡む人間関係と為朝伝説を絡めた話です。場所はリゾート地でのワイドショーの司会アナウンサーの殺人事件で伊豆大島と奄美大島での出来事がかかれています。比較的犯人は早めにわかりますがそれまでの込み入った人間関係をSTのメンバーが解き明かして犯人を捕らえるということになります。若干おとなしめです。2015/08/26

セウテス

91
STシリーズ第9弾。伊豆大島と奄美大島で立て続けに起きたダイビング事故を、為朝伝説に絡めて取材に行った、女性キャスターが溺死体で見つかる。今回STメンバーは、揃って伊豆大島から沖縄へと捜査の旅となる。ミステリとしては、見立て殺人になるのか、ミスリードになるのか、素直に考えると良いだろう。残念ながらSTの活躍は少なく、STである必要性も薄いと感じる。どうやら、旅と伝説をテーマにした第3シーズンらしいが、今回はそれほど良さを描けなかった様だ。期待値が高いだけに、メンバーの活躍に偏りがない方が楽しめると思う。2019/03/19

どんちん

85
ふむ、「第3シリーズは5人の能力とグループとしての捜査のバランス」(解説)、なるほどなるほど、第2シリーズまでとはちょっと違うかもしれない。が、第2シリーズは色シリーズだから、明らかに違っているし、第1シリーズといっても実質2冊しかないしw と解説に突っ込んでもしょうがないか。やはり感じるのは、このSTの主人公は青山なんだなということだ。キャラ的にも活かしやすいのだろう。それならそれで、もっと全面にだしてもいいようなのだが、他の4人とのバランスがむずかしいのかなぁ。ともかく、今後も5人の活躍に期待です!2014/11/10

papako

77
今日の隠蔽捜査最新刊、手に入れてないからこちらを。確かノベルズ、文庫で読んでるから3度目か。内容も細かいところも覚えているけど、今野敏作品ってみんなデジャブるからそれでも楽しめるんです。3度も読むほどじゃない?いやいや、やはり翠と菊川のからみ、青山の言動、いろいろ楽しめるんです。瀬戸村のしたたかさ、伊豆大島の柏葉の不安、それぞれの現場の人たちの矜持、つい読んじゃいました。プロフェッション、早く文庫化して欲しいなぁ2018/01/22

yomineko@猫と共に生きる

74
為朝呪い伝説に関係あるなしで揺れるダイバーの死。そしてキャスターまでもが!大好きな沖縄がいっぱい出て来てとても楽しく読めた📙驚くほどの美貌・青山翔、頭も抜群に良く今回も大活躍!冷静な分析が冴えわたるがすぐに疲れて帰りたがる(笑)百合根さん警部なのにいつも遠慮しすぎな所がまたかわいい”芸能関係ってほんと大変!この本のお陰で椿説弓張月を読もうと思った。保元の乱とか懐かしいなぁ~習ったけどそれだけで終わり。琉球人は黒潮に乗って伊豆大島まで来ていたんですね😲島って本当にいい。次は桃太郎伝説です🍑🍑🍑2023/09/04

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