内容説明
ある晩、酢醤油問屋で二人の脱藩浪士が殺された。偶然近くの舟着場で、頬に血のついた怪しい男を目撃していた自由奔放なお転婆娘・夏は、居候先の糸針屋女店主・千早と共に事件の真相解明に乗り出す。ところが解決の糸口を探るうちに、一人、また一人と周りの人間が殺されていく。気がつくと、不気味な男の影は夏のすぐ近くまで迫っていた――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆか
27
時代物。糸針屋とありますが、職業は全く関係なしで、そこで働く女性2人が殺しの真相を探っていくという推理物?とにかく男性の名前が覚えられなかった!昔の人の名前って似てますよね〜。って事で、誰が誰だかこんがらがって入り込めず。読み終わった後は、水戸黄門とか遠山の金さん的な話だったなぁ〜と。旗本の三男坊の金さんって人も出てきますし…。(笑)2016/10/02
chieeee-
3
よくあるテレビの時代劇を本で読んでる気分。事件が起こって、一般の町人である糸針屋の女性2人が事件を探り始める。時代ドラマを観ているような展開でした。時代劇って、どうしても男性主人公が多いので、こういう女性主人公のものがあれば面白いと思います。凄く凝った作りでもなく、感動する話でもないですが、時代劇だからでしょうか。。。安心して読めました。2020/09/16
犀門
2
#096★★★☆☆首を突っ込み過ぎてるな。2014/08/03
雨巫女。@新潮部
1
《母‐図書館》しかし、この二人組好きですね。また、続きに期待。2011/06/02