角川文庫<br> カポネ 上

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角川文庫
カポネ 上

  • 著者名:佐藤賢一【著者】
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • KADOKAWA(2014/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784042365044

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内容説明

20世紀初頭のニューヨーク。青年アル・カポネは地元ギャングのボスに見込まれ、クラブのバーテンになった。組織の一員として、みずからの手で初めて殺人を犯すカポネ。やがて、シカゴで闇酒業に手を染めたカポネは頭角を現し、ライバルを次々に殺害。さらにマスコミ、警察、市の上層部をも賄賂で買収し、若くして暗黒街の帝王にのし上がる。だが、絶頂を極めたのもつかの間、彼にFBIの魔手が迫っていた……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Dai(ダイ)

20
長い時間かけてやっと上巻読了。飛び飛びで読んだから時間がかかったのか、佐藤賢一の描くカポネに魅力がなく物語に没頭できなくて時間がかかったのか。ギャング王にのしあがるまでのエピソードには事欠かないはずだが、すべて上滑りして重みがない。下巻での盛り返しを願う。2017/09/21

shimaosa

12
カポネのその生い立ちと、ジョニー・トリオとの関わり、アメリカ全体を牛耳るまでの話。人物としてのカポネの魅力もさることながら混沌としたアメリカ禁酒法時代の様子も興味深かった。2014/03/21

ヨクト

9
アメリカギャング王のアル・カポネの物語。腕白喧嘩っ早い餓鬼から、裏社会の帝王に見初められて頭角を表す。出世の早いこと早いこと。命の危険と隣り合わせで、上の幹部がどんどん死んでいくからか?人情を持っていた彼がどこからか一気にギャングらしくなり、暴力と知略を頼みに他のファミリーをどんどん潰していく。人情溢れる彼がまだら彼の中で生きていることを願う。2017/10/27

連雀

4
佐藤賢一が描くアル・カポネに興味が湧いて読んでみました。正直、違和感が拭えないかな…佐藤賢一は好きですし、20年代アメリカを舞台にした作品はなんでも好きなのでなんとか読んでいますけど。下巻ではいよいよエリオット・ネスが登場するようですので、ここからどう盛り返すのか楽しみです。2017/02/12

大岩

3
上巻は、ニューヨークでジョニートリオにリクルートされたカポネが、シカゴで「暗黒街の帝王」として君臨していた時代まででした。イタリア系の陽気な青年が「ビジネス」として良心と闇稼業との折り合いをつける様が非常に面白いです。2014/01/14

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