内容説明
日本の苗字の数はなんと、約30万! 中国で約500、フィンランドでも3万程度なのに比べると、その数は驚異的だ。日本にはなぜこんなに苗字が多いのか。栗花落(つゆり)、纐纈(こうけつ)、百鬼(なりき)などの難しい姓はどうやって誕生したのか。佐藤、鈴木、高橋などのポピュラーな苗字のルーツはもちろん、知れば知るほど面白い苗字の知識をまるごと紹介。自分の意外なルーツや日本の苗字の変遷の歴史がよくわかり、小鳥遊(たかなし)、月見里(やまなし)、四月一日(わたぬき)など、簡単には読めない苗字にもくわしくなれる。初対面の人との会話や場を盛り上げる雑学本としても活用可能だ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
N島
11
駅のキオスクでなんとなく購入。苗字の由来、出自、意味、託された想い等を気軽に学べる一冊。苗字からルーツを探るためのヒントも書かれており、自分の出自を探したい人には、入門的な知識を与えてくれます。自分探しのマニュアルを求める人に、ある意味お薦めな一冊です。2016/10/10
BIN
5
当然といえば当然ですが、地名の話も多い。「小鳥遊」は小鳥が遊べるくらい鷹がいない、「月見里」は月がよく見える里は山がないからと、誰が考えたか知らないがセンスがありすぎる。それに対して一口をいもあらいと呼ぶのはかなり厳しいね。この種の本は何冊か読んでますが、たまに読むといいですね。2024/01/03
こうきち
2
なるほど、面白かった。2018/04/27
かんじ
1
苗字は地名が元になることが多い2021/05/24