幻冬舎文庫<br> 偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する

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幻冬舎文庫
偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する

  • 著者名:武田邦彦【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 幻冬舎(2016/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344980808

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内容説明

いわゆる「地球に優しい生活」は、じつは消費者にとって無駄でしかない。「レジ袋をやめエコバッグにすると、かえって石油の消費が増える」「冷房を28℃に設定しても温暖化は止められない」「多額の税金と手間をかけて分別したゴミ、そのほとんどが焼却される」「リサイクル料を業者に払った廃家電は、違法に中古で流れている」……かようにエコ生活は、環境を悪化させ、企業を太らせ、国や自治体の利権の温床となっている。「何が本当のエコか」がわかる環境問題の新しい教科書。

目次

第1章 エコな暮らしは本当にエコか?(検証1 レジ袋を使わない→判定 ただのエゴ;検証2 割り箸を使わずマイ箸を持つ→判定 ただのエゴ ほか)
第2章 こんな環境は危険?安全?(検証1 ダイオキシンは有害だ→判定 危なくない;検証2 狂牛病は恐ろしい→判定 危なくない ほか)
第3章 このリサイクルは地球に優しい?(検証1 古紙のリサイクル→判定 よくない;検証2 牛乳パックのリサイクル→判定 意味なし ほか)
第4章 本当に「環境にいい生活」とは何か(もの作りの心を失った日本人;幸之助精神を失う ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

406
今は電気代が勿体無いという人が多い中、少し前までは地球温暖化防止のために節電しようというのが当たり前でその当たり前について疑問視しながら生きていくことが大事だなと思った。スーパーの袋もどんどん使うほうがいいというのは目からウロコだった。2017/03/28

なかしー

102
本書の事を真に受けてみよう。 ①レジ袋を使わないのはエゴ→レジ袋の使用成分はポリエチレン(石油の余り物から作る安物) エコバッグの使用成分ポリエステル(衣類やペットボトル等にも使える便利屋) レジ袋→エコバッグに切り替えると?貴重なポリエステル使ってしまう&余り物を有効利用出来なくなる。 つまり、レジ袋を使わないと損。2020/07/08

ジェンダー

73
環境やリサイクルとかエコロジーとか良く言われるけど自分達がどのような事が良くどのようなことが良いのかとか知らないことが多すぎるように感じます。だからここに書かれることが全て正しいかどうかはわからないけどでもこういった知識を得る必要があると思う。ダイオキシンや狂牛病とか言うけれど本当にどのくらいで悪いのか、ちょっとでもダメなのかなど判断材料がないので読んでみて良かったです。リサイクルするのお金がかかるのはわかるけれどどういった風に使われているかわからないのでしかも既得権益のためなら腹立たしいです。2014/06/11

kawa

51
レジ袋を使わない→ただのエゴ、ダイオキシンは有害だ→危なくない、生ゴミを堆肥にする→危ない等々、今のエコの常識や施策は(10年ほど前の著作だが)、環境ビジネス企業の収益確保と官のポスト造りのためにあるとバサバサ切りまくる。エ~ェと叫ぶような話題が目白押しでビックリ。推進者の反論も聞いてみたい。そう言えば、地元の焼却施設でも生ごみとプラスチックは一緒に燃やしてしまっているらしいが、ごみを分別する意味はどこにあるのだろう?2019/06/12

ごへいもち

43
目からウロコ。企業の意思が儲けることならば何でもありなんだろうなぁ。何でも鵜呑みにしないで自分で考えなくちゃと思った。この本を読まなかったら知らなかったことばかりだけど 2011/09/22

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