ドアの向こう側

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ドアの向こう側

  • 著者名:二階堂黎人【著】
  • 価格 ¥712(本体¥648)
  • 講談社(2012/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062758246

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内容説明

ハンサムな刑事の父親と元アイドルの母親の間に生まれた渋柿信介は、幼稚園でもモテモテの6歳児。好物はチョコレート、血液型はAB型。孤独でクールなハードボイルド探偵だ。シンちゃんこと信介に持ち込まれるウサギ失踪事件などの数々を卓越した推理で解決に導き、父・ケン一の抱える本格的な事件は、母親・ルル子と一緒に手助けをする。ユーモア溢れるパスティーシュでもある本格ミステリ短編集(講談社文庫)。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

115
ボクちゃん探偵その3。連作短編集。これで完結?。本格的な事件捜査が多くなってきてるような・・・。かたい頬が一番よかった。2016/04/12

zanta

21
327/12/7/2015 幼稚園児の言葉がかわいい。よく考えつくなぁと。事件はよく考えると悲惨なものも多いが、妙に勘のいい母と子が面白くて夢中で読んでしまった。人気が高い事も面白い事も承知していながら、読んだ事がなかったが、これなら続けて読んでみようかな。2015/12/07

roomy

20
初二階堂作品。起こる事件は軽いものではないのに主役が6歳のシンちゃんで安心して読めました。他の作品も読んでみたい。ライブラリー本。2015/10/14

ミーホ

19
幼稚園ハードボイルド探偵、渋柿シンちゃんシリーズ第3弾。その後続編はない模様(´・ω・`)確かにちょっとお腹いっぱいなトコもある(笑)子供目線の謎が新鮮で微笑ましくも、ハードボイルドなセリフとのギャップがたまらない。渋柿ファミリーにも愛着が湧いたので寂しい限り。これでラストならば、渋いガキのシンちゃんが大人になってからのエピローグが欲しかったなー。でもまた何かのアンソロジーでひょっこり会えそうな気がしてしまう(*´ω`*)という期待。2014/04/01

gonta19

11
2007/8/11ジュンク堂住吉シーア店にて購入 2011/6/15〜6/16 幼稚園児私立探偵、渋柿信介シリーズの第3弾。 「B型の女」、「長く冷たい冬」、「かたい頬」、「ドアの向こう側」の4編。個人的には「かたい頬」が○。 相変わらず、渋くモテモテのシンちゃんが、元アイドル歌手のママ、ルル子とアルマーニを着こなす刑事であるパパ、ケン一とともに事件を解決する。しかし、シンちゃんの台詞まわしが面白いなぁ。単にハードボイルドを茶化しているわけではなく、愛情がある毒というか。阪神タイガースが弱い頃にファンが2011/06/16

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