内容説明
アメリカ西海岸で、記憶を無くしてさまよう少女が保護された。彼女は自分を秘密組織の司令官テレサ・テスタロッサだと名乗る。すべてを諦め、どんなことにも反応しないテッサ。そんなテッサを拉致すべく〈アマルガム〉が動き出す。何もかもが終わる……誰もがそう思った瞬間、〈ミスリル〉の鮮やかな逆転劇が幕を開く! 一方、クラマとの戦いで瀕死の重傷を負った宗介は、レモンに助けられ、ボーダー提督の旧友の下ひたすら回復に努めていた。やがて判明するかなめの居場所。無謀と知りつつかなめ奪還のため、〈アマルガム〉のアジトへ乗り込む宗介だが?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
93
徐々にミスリルが復活していき、宗介も例の退役軍人の方々に回復アンド鍛え上げられ、いい方向に向かっている感じが良かった。2010/01/27
海猫
44
前2巻の重い展開から怒涛の復活。溜めがあったぶん興奮が倍増。シリーズとしても盛り上がりとしてもラストスパートに入る準備は完全に整った。いよいよあと残り三冊でいかに着地するのか期待が高まる一方、シリーズの完結が近づくことにさみしさを感じてしまう。2011/03/30
芳樹
33
【再読】テッサたちミスリルの生き残り。一命を取り留めた宗介。そして未だ幽閉中のかなめ。互いの状況がわからない3サイドの様子が交互に描かれつつ、最後に同じ場所に至る。さらに裏切り者まで登場し、宗介たちを苦しめる。そんな王道とも言える展開に手に汗握る今回でした。前回の最後に匂わされた新型AS・ARX-8"レーバテイン"も登場し盛り上がりは最高潮に達するも、宗介の手はかなめに届かいのがもどかしい。しかし二人の想いは繋がった。さあ反撃開始だ。2024/01/29
佐島楓
32
今回の盛り上がりはハリウッド映画顔負けですね。ソースケはきちんと約束を守ってくれることでしょう。次巻へ!2015/12/22
ENTER
21
前巻から一挙に流れがかわり、ついに宗助たちは、テッサたちと合流。新機体とともに次から反撃開始なのでしょう!2023/03/18