内容説明
殺意を刻んだ北の大地。十津川、渾身の推理! 白銀を切り裂いて走る列車内で、男が毒殺された。スーツケースを持ち去り、美深(びふか)という駅で姿を消した謎の女。死の間際に被害者から書きかけの原稿を託されたルポライター。事件の鍵は、かつて音威子府(おといねっぷ)で起きた残忍きわまる殺人事件にあった。急行「利尻」と「礼文」、死の連鎖を追って、十津川は北の果てへ!(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
7
2007年 2月15日 初版2017/11/30
でかぱんちょ
4
この夏人生初の北海道旅行へ行き、遅蒔きながらその魅力に惹かれました。早速トラベルミステリーで同地を舞台にした作品を粗筋と共に吟味して本書を選択。サクサク読めましたし道北の旅情を豊かに感じさせてくれるストーリーにも満足できました。旅行では舞台となった宗谷地方には行けなかったので、次の機会にはぜひ行きたいと思いました。2017/09/11
涼
1
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2007/10/post_2610.html2017/04/14
pyonko
0
最終的に再捜査案件になりそうだけれど大丈夫なのだろうか。 2014/04/03
かなっち
0
今年の夏に宗谷地方を旅行したので読んでみました。殺人現場の音威子府はとても小さな町です。宗谷本線も無人駅ばかり。北海道大好きなので、北海道が舞台の作品をもっと読んでみたいです。2013/12/28