講談社文庫<br> 刻謎宮(1) 彷徨篇

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講談社文庫
刻謎宮(1) 彷徨篇

  • 著者名:高橋克彦【著】
  • 価格 ¥806(本体¥733)
  • 講談社(2012/05発売)
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  • ISBN:9784062755351

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内容説明

ミケーネ遺跡の王墓を発掘中にシュリーマンが目にしたもの――それは十二年前に幕末の横浜で、自らが勝海舟に贈った金時計だった。歴史を歪めた“犯人”を探るため、“管理センター”は新選組の沖田総司を蘇生させ、古代ギリシァに向かわせた。ギリシァ神話と明治維新、奇跡のコラボレーション・ファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

麿苺

9
歴史を歪めたとされる勝海舟を追って沖田総司とアンネ・フランク、マタハリが古代ギリシアの世界に転移するという最高にワクワクする話です。しかも、あのヘラクレスやテーセウスが仲間なってくれます。敵は悪女メディアにミノタウロス、挙句にゼウスとハデスともうスケールが大きい。総司の刀捌きに驚くギリシアの英雄たちにはニヤニヤします。2016/10/23

sonata

4
再読。あらすじの「沖田総司を蘇生させて~」のくだりに、わくわくしかない。舞台は古代ギリシャ。沖田総司を筆頭に、同じく蘇生させられたアンネ・フランク、マタハリ、そして神話時代を生きるヘラクレスにテーセウス。時代も国も違う有名人たちの冒険物語が面白くないわけがない。まあ、相変わらずのトンでも設定だが、こーゆーのは楽しんだもの勝ち。ギリシャ神話に詳しいと更に面白いかもしれない。戦う沖田総司はかっこいいけど、ギリシャの衣装に日本刀は、どれだけ好意的に想像しても似合わなそうだなあ。2019/10/23

えり

3
再読!初読の時は古代ギリシャ全然わかってなかったので、知ってから見ると前より楽しめた。沖田総司やアンネ、マタハリが復活して時空の歪みを直しにいく...なんて文字にするととんでもない話だけど、歴史を変えてはいけないために色々画策するのが堪らなく面白い。登場人物たちの会話もテンポがよくて、それも魅力的!沖田やマタハリ、ヘラクレス辺りはこの作品のイメージで私の中に定着しそう(笑)2014/05/01

TheWho

3
「龍の柩」に続き高橋克彦の歴史ファンタジー。沖田総司、アンナ・フランク、マタハリが、ギリシャ神話の世界(時代)に迷い込みクノッソスの迷宮でヘラクレスやトロイのパリスらとミノタウロスと対決する荒唐無稽な物語。ギリシャ神話との整合性を考慮しながら進むストーリーは、結構面白い内容になっている。2巻以降の展開が楽しみ。 2012/09/28

たか

3
沖田総司とアンネ・フランクとマタハリがギリシア時代に勝海舟を探しに行く物語。これだけ聞くと無茶苦茶な物語っぽいけど「鬼九郎」と「竜の柩」が好きなのでOK範囲。2010/08/24

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