文春文庫<br> 枯葉色グッドバイ

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文春文庫
枯葉色グッドバイ

  • 著者名:樋口有介
  • 価格 ¥865(本体¥787)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
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  • ISBN:9784167531041
  • NDC分類:913.6

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内容説明

現住所=代々木公園の西門そば。仕事=リヤカーでの廃品回収。主食=焼酎。煙草=原則として路上で調達。ホームレスで元刑事の椎葉明郎は、かつて指導した女性刑事・吹石夕子に雇われる。日当は二千円。依頼は、事件の真相解明。両親と次女の一家三人が殺された事件だ。物証からは犯人像が浮かばず、怨恨でもなさそうだ。では犯人の狙いは何か。その夜、外泊していた長女は事件に関係があるのか? モテない女性刑事とホームレス探偵の捜査の行方は…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぺんぎん

33
表現がストレートなので最初のとこは特にきつい。だけど最後まで犯人が分からず解決までの様々な展開からも読むのをやめられなくなる。椎葉の会話のテンポがすばらしい。掴みどころのない飄々としてる感じが重い内容になりそうなのを中和してくれている。これはなかなか読み応えがあり面白かった。2012/09/18

すたこ

18
★★★★少し長いかなと思いながらも、楽しく読めた。 始まりが凄惨な殺人描写、主な場面がホームレスたちの集まる公園とギャップが激しく、ちょっとゆるい感じがクセになる。 エリート刑事からホームレスになってしまったという、椎葉のキャラ設定が良かった。 相棒の女刑事があまり好きになれない感じだった。犯人が何となく読めた!と思いきや、その上をいっていてハラハラした。どんでん返しという程ではないけど、面白かった!2020/07/20

背番号10@せばてん。

17
2008年4月21日読了。あらすじは忘却の彼方。2008/04/21

つーこ

16
会話もテンポも軽妙で、すごく読みやすかった。へんにひねくれていない素直な文章もヨシ。サラッと過ぎるから、結構グロい事件も犯人のどんでん返しも衝撃少なく、それはそれで心に残りにくいのかな?とも思ったけどね。ちょうど枯れ葉の季節に読んだのですごく印象深くなった。違う作品も読んでみたいと思う。2013/11/17

みー

10
女性刑事の夕子と元刑事で現ホームレスの椎葉のバディ物。 飽きずに最後まで楽しめました。2021/06/08

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