小学館文庫<br> 秘密のミャンマー

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小学館文庫
秘密のミャンマー

  • 著者名:椎名誠【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2014/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094081169

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内容説明

旅の作家、椎名誠の不思議の国わけ入り紀行。

あなたは、ミャンマーのことをどれだけ知っているだろうか? 軍事政権下の鎖国状態のこと? アウン・サン・スーチー氏の民主化運動? 世界最貧国等々。そこには、忘れられたアジアのほほえみが、いまだ残っていた。見る物、聞く物すべてが、初めて体験する超俗の不思議風景であった。「慌ただしく世界のいろんなニュースに翻弄されている私たちのような国に生きている者より、静かに心から仏様に対峙しているこの国の人々の方がよほどシアワセなのではないか」(著者あとがきより)

【ご注意】※この作品はカラー写真が含まれます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミナコ@灯れ松明の火

6
ミャンマー行きの飛行機内で読了。「へぇ~」と驚きながら楽しく読んでいたこの本は、帰りの飛行機の中では大切で特別な一冊に変わっていた。生きるとは?豊かさとは?いろんなことが沁みた一冊でした。2010/10/03

東森久利斗

4
敬虔な思い、人間本来の純粋な生き方に心洗われる。世界最貧国、軍事政権によるプロパガンダ、先入観とイメージからかけ離れたミャンマーの秘密、一端に触れたような気がする、毎度お約束、出たとこ勝負のドタバタ珍道中。迷走より瞑想、激変する世界情勢、氾濫する情報、翻弄され混迷する先進国の人々、心から仏様を敬いともに生きるミャンマーの人々、幸福度が高いのは? 考えさせられるミャンマーの風景、日常。 2023/12/18

ぽけっとももんが

4
主人が買ってきた本。どうやらわたし、読んだことありました。タナカをつけた美人に見覚えがありました。椎名氏の、ふざけたような文体の中にしっかり見据えたような視点のある紀行文は面白い。そして本の中に、小泉武夫氏の名前が何度も出てくるのに初めて気がついた。想像もつかないミャンマー料理も、小泉センセイは当然挑戦しているのですな。発酵といえばこの人。本を読むのって、こういう結びつきがあるのが楽しい。ところで、解説は椎名氏と面識もなく著作を読んだこともない、氏の旅スタイルも疑問という女性。この解説は必要か。2015/05/16

dokusho-1980

3
年末年始にかけてパガンで初日の出を見るためにツアーに参加し、以前読んだこの本を携えてミャンマーへ。 旅行中に再読しました。 「うっふん!」にも出合ってニヤニヤしたり、トマトの水耕栽培にエコだぁ!と感激したり・・・。確かに生活は非常に貧しいけれど、軍事政権による緊迫感は一旅行者には感じられず寧ろのどかな田園風景と穏やかな人々の笑顔がとても素敵な国でした。作者が旅した当時と基本的にはあまり変わっていないのだろうが、唯一!ビールは結構冷えていた!2011/01/03

たか。

2
経済的な豊かさよりも、心が豊かな方が幸せ。って事を改めて感じた。2009/12/02

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