集英社文庫<br> 萬葉集釋注十(集英社文庫版)

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集英社文庫
萬葉集釋注十(集英社文庫版)

  • 著者名:伊藤博【著】
  • 価格 ¥1,155(本体¥1,050)
  • 集英社(2014/09発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087610192

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内容説明

戦後の万葉研究の第一人者による、初めての個人全注釈の文庫版。隣接諸学との多様な交流の成果も踏まえた、現代万葉学の集大成。一群の詩の背景、状況をいきいきと語る歌群ごとの釈注。新鮮な感動を呼び起こす充実した内容。『万葉集』は、5世紀初頭から8世紀中葉まで、およそ350年にわたる4500余首の歌を収める。第二部の後半巻十九(158首)、巻二十(225首)を収録。妻大伴坂上大嬢を越中に迎えた天平勝宝2年から、帰京後の同5年春までの巻十九は、歌人家持が自身をもって編み上げた一巻であった。とくに巻末の春愁の歌は著名。巻二十は、政情定まりない奈良時代末期を生きた官人家持の憂愁に彩られた歌巻。兵部少輔時に採録した防人歌を含む。天平宝字3年春の因幡国守家持の賀歌をもって『万葉集』二十巻は幕を閉じる。【文庫版:リフロー型】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

125
これで最後の万葉集です。巻十九と巻二十がおさめられています。伊藤先生の訳注は読んでいてもただ国文的な解釈ではなく背景なども説明してくれていて楽しくなります。大伴家持の歌が大部を占めています。最後のエッセイで辻原登さんのものが楽しめました。2017/02/20

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