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内容説明
日本のみならず、世界でも有数の名ホテルとして名高いリッツ・カールトンの秘密を、現職の責任者が初めて公開。会社の信念をサービスに結びつけるさまざまな秘訣を紹介する。
目次
第1章 感謝されながら、成長できる仕事術
第2章 感動を生み出す「クレド」とは
第3章 リッツ・カールトンを支える七つの仕事の基本
第4章 サービスは科学だ
第5章 リッツ・カールトン流「人材の育て方」
第6章 リピーターをつくるリッツ・カールトンのブランド戦略
第7章 いますぐ実践したい“本当のサービス”とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
53
最も感動したのは従業員を大切にしている点。「紳士淑女にお仕えする我々も紳士淑女です」、「従業員に日本円にして約20万円の権限委譲がある」「食器を下げるバスボーイの仕事にもその仕事のビジョンを教える事で、誇りと向上心を持って楽しく出来るようにする」等々、ホテル業界だけではなく、どのような職場にも(あったらいいな)と思える内容でした。2017/10/03
トムトム
37
お客様に喜んでもらえる事を自分の喜びに。そのためには福利厚生がしっかり。幸せな職場だと思う。お客様へのサプライズのために使って良い経費が、一人一人のスタッフに与えられている。一人一人のスタッフが「こうしたらお客様、喜ぶかな?」というサービスを実行できる。素敵!たまに読んで、自分もちゃんとしようと思いなおす(;^ω^)2019/07/19
きいろ
29
何かを、やろう!と持ちかけて、返ってくる答えが不満や言い訳だとパッションもしぼんでしまうもの。。採用面接で そもそもふるい分けられてはいけれど、ひとりひとりの意識。情熱は伝染する。共感力!スタッフ全員が自分たちで納得して自主的に動いているから、職場の雰囲気も良さそうで、読んでいてわくわくした。2019/04/05
T K
22
リッツカールトンに泊まりたくなる本。ホテル業ではなくサービス業!身体に馴染むまでクレドを落とし込む、決裁権をもち部門の枠を越えミスティーク(神秘性)で感動を与える。おもてなしが自発的にでることを評価する人事制度もお客様に積極的コミュニケーションをとる要因の一つだろう。紳士淑女たる我々はビジョンなき仕事はしない。パラシュートを詰めるのは誰?2015/09/24
みさどん
21
やっぱりいいホテルだあ。リッツ・カールトンはホワイト企業だよ。シンガポールのリッツには二度宿泊できて、良さをしみじみ感じることができた。日本ではなかなか手が出ないけれど、またいつか利用したいという気持ちが強くなった。企業理念がスタッフにこんなに浸透できていることが素晴らしい。友人と三人でショー三昧のラスベガス旅行をしたことがある。ホテルを途中で変えて、二つ目をベラッジオにしたけれど、いいホテルにするとスタッフや雰囲気や香りや客層も変わり、気分も安心も余裕も高まるものだと実感したものだった。2017/07/11