集英社文庫<br> オー・マイ・ガアッ!

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集英社文庫
オー・マイ・ガアッ!

  • 著者名:浅田次郎【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 集英社(2013/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087477542

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内容説明

物語の舞台はアメリカン・ドリームの都・ラスベガス。友人に裏切られすべてを失ったお気楽中年男・大前剛、キャリアウーマンから娼婦に「転職」した梶野理沙、そしてベトナム戦争の英雄なのに落ちぶれたジョン・キングスレイ。人生くすぶりまくりのそんな三人が一台のスロットマシンで史上最高の大当たり5400万ドルを叩き出した! 笑って泣いて夢を見る、エンタテインメント大傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

174
結局はバカ話って事で良いのかな?偶に含蓄のある様な話がぶっ込まれますけど、よっ、良く分かんないや。主だっては3人の主人公の目線+αのオムニバス風の進行。人生を賭けてスロットに挑み、ジャック・ポットを当てちゃって、払戻しを受ける迄の話なんですけど。短い時間の筈なんですが、イベントが盛り沢山過ぎましてね、軽く錯覚を起こします。それに、お前ら寝てないやろ、と。ラスベガスは人を狂わせる。時には人生迄もね。って、この人生の狂わされ方は、ハッピーエンド……なん?2021/07/30

HIRO1970

67
⭐️⭐️⭐️イイですね。趣味と仕事が一緒だとまさにこんな感じになるのでしょう。正月にベガス初挑戦したので、より雰囲気がよく伝わってきて流石は浅田さんだと思えました。ジョークや駄洒落が異常に多く出てくるのもいかにもベガス的でgoodです。最後にスッと皆が我に返るのもチョット唐突感はありましたが、毎度のカジノの帰り道の感じが出ていて納得できました。マカオが今では規模が最大になってしまいましたが、ベガスの良さがジワっと伝わる作品でまた行ってみたくなっちゃいました。2014/10/18

さっこ

52
ラスベガスを舞台にしたコミカルエンタメ。登場人物のキャラも相まって子供のようなドタバタ劇と大人ゆえの感傷などが上手く組み合わさっていたように思います。結末は無理やり収めた感じもありますが、こういう作品はハッピーエンドが一番なので楽しめました。

アポロ

50
ラスベガスに行きたい!ベガスの日常を感じたい!面白く読んだ!読んでてドミノみたいだなと思った!2020/05/23

かんらんしゃ🎡

48
エンターテイメントの形をとりながら、常識的で儒教的で冒険をしない日本人にツッコミを入れる。「勤勉は善行、遊びは悪行」という日本人の意識改革を狙い舞台をラスベガスにもっていくが、実は自分のギャンブル好きを自己弁護してるだけだよね、浅田先生。2017/09/12

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