内容説明
デレクの死について自責の念にかられるシーフォートはランディに謝罪し、二人は和解する。だが、それからまもなく、かつてシーフォートの活躍で宇宙から一掃されたはずの異星生物“魚”が、ホープ・ネーション近傍に出現した。その動きが好戦的でないことに気づいたシーフォートとランディは接触を試みる。しかし、その陰で大規模な動乱がホープ・ネーションでは発生しようとしていたのだった……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HAZ
1
話が面白いとかより、とにかくシリーズをこれで読破したことになる。それが一番の感想。2013/06/13
両
1
SFという部分は薄いとして、それよりもアメリカ的な小説だなぁと感じる。 国連軍の国教であるキリスト教の異端審問で火あぶりとか、日本人には考えがたい発想だろう。 もっとも、そのへんまで含めて愛すべき偏屈爺(褒め言葉)シーフォートを楽しむべき本だと思う。2012/01/09
けるぴー
1
かつて人類を絶滅の危機へと追いやった”魚“が再びホープネーションに姿を見せた。だが彼らは以前とは違っていた。シーフォートたちは想像もできなかった異星生物との対話を試みることになるのだが、”魚“を悪魔として認定している教会はそんな彼らを激しく糾弾する。果たしてシーフォートたちは魚と意思を通わせることができるのか? 魚たちの目的とは一体なんだったのか? これまでの謎には十分な回答が与えられており、作者が亡くなっているため続きを期待することはできないが、本書は十分に完結したと言えるだろう。彼らの未来に栄光あれ。2011/12/28
kame
1
再読。…なんだと思っていたんだけど、(以下略)。 物語の続きが気になるのにな。(涙) (作者が2006年3月16日に亡くなっているので…。)2011/03/01
青緑
0
数ヶ月かけてシリーズ一気読み(再々読)。読みきった自分にお疲れさま。シリーズ前半は本当に面白いんだけど、後半は話がなかなか進まないのが辛かった。2019/10/24