内容説明
なぜ殺人犯は十津川の名を利用したのか!? 山形市内でホステスが殺害された。容疑者は山形県警の警部。だが彼は、若い女性に薬物を嗅がされて気を失っていたと無実を主張。しかも、それは十津川警部に電話で呼び出され、山形駅へ向かう途中だったというのだ。不可解な電話の真相とは? 表題作ほか全4編のトラベル推理集。『北への殺人ルート』改題(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
11
「勝手に列車祭」第280弾。。。文庫コレクション549 冊目。。。2002年 3月15日 初版。。。短編が4本の短編集であった。表題作は「えー、そのまま行くの」ともうひとひねりほしい感じがしたが、この鬱憤を最後の「冬の殺人」が解消してくれた。吾が中興の先生にはこれぐらいしてもらわないとって思うも、いきなり吾らが十津川警部が出てきて、犯人を射殺とは。。。「新しい二人の男の声が、聞こえた。西本の知っている声だった」もう頭の中はキンキンと三橋達也しかいませんでした。オロオロする森本レオと。。。2021/01/02
TEDDY曹長
1
おなじみ十津川警部シリーズ。サクっと読める短編集。個人的には最後の作品で、警部が同僚の西本刑事に真実をさりげなく伝えるシーンと、それをうけての西本刑事の切ない一言が一番だったかな。西村京太郎氏のプロットってとてもよいと思います。2013/08/27
りぼんまま
1
テレビではおなじみ、読んだのは初めてかも・・・・2012/01/19
義輝仮面
0
【★★★☆☆】 短編集。個人的に十津川の大学時代の同窓生の話が印象に残りました。 真犯人の殺し方と動機、性格が強烈だった。2018/10/22