角川ビーンズ文庫<br> 少年陰陽師 異邦の影を探しだせ

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角川ビーンズ文庫
少年陰陽師 異邦の影を探しだせ

  • 著者名:結城光流【著者】/あさぎ桜【イラスト】
  • 価格 ¥462(本体¥420)
  • KADOKAWA(2011/10発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044416034

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内容説明

「ぬかるなよ、晴明の孫」「孫、言うなっ!」時は平安。13歳の昌浩は、稀代の陰陽師・安倍晴明の末の孫。資質は素晴らしいのだが、まだまだ半人前。よき(?)相棒の、物の怪(愛称もっくん)にからかわれながら、修行に励む日々である。そんな中、内裏が炎上するという騒ぎが起き、昌浩はもっくんと共に独自の調査を開始するが……。半人前陰陽師は都を救えるか!? 新説・陰陽師物語登場!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

合縁奇縁

100
『晴明の孫はおちこぼれ!?』「ぬかるなよ、晴明の孫」「孫、言うなっ!」「今に見ていろ、くそじじい―――――!!」13才の昌浩は希代の陰陽師・安倍晴明の末の孫。素質は素晴らしいがまだまだ半人前の昌浩は相棒の物の怪"もっくん"と共に修行に励んでいる。そんな中、なんと内裏が炎上するという騒ぎがおこり……。「少年陰陽師」シリーズ第1弾。窮奇編。京の都を駆け回る少年と物の怪の物語。強い敵に打ちのめされながらも脱『清明の孫』のため切磋琢磨していく昌浩。昼は見習い陰陽師として宮仕え、夜は異形の妖を倒すべく奔走します。

エンブレムT

63
10年以上続いているという『少年陰陽師』シリーズに手を出してみました。うわ~、稀代の陰陽師・安倍晴明が「食えない狸じじい」扱いされてる・・・と、衝撃を受けつつも楽しく読みました。晴明の孫(13才)の半人前陰陽師・昌浩と、その相棒・もっくんの奮闘記。ビジュアルでは物の怪のもっくんに負け、物語的には美味しいところは全てじい様にかっさらわれているという、主人公大丈夫か?ってな感じの第1巻(笑)ビーンズ文庫ならではの軽い文体に戸惑いもあるのですが、会話のテンポがよくサクサク読めるので続きも読んでいこうと思います♪2012/02/07

Yuna Ioki☆

37
1474-170-1 結城光流作品初読み。もともと平安時代とか陰陽師とか好きな部類なのだけど(笑)軽く何も考えずに読むのにちょうど良いかも。潜在能力はあるが未熟な陰陽師の昌浩の成長を見守りたい(笑)2016/06/01

まりもん

19
有名な安倍晴明の孫が主役ということで妖をばんばん退治していくのか?と思っていたら相棒の物の怪もっくんと漫才しながら異質というか今回仕掛けてきた敵の妖を探して退治に向かうが残念なことに見習いということもあり、時間をかけて敵の正体を見つけたまでは良いのだが倒すことが出来ない。 孫がやっぱり気になっていたのだろう一番おいしいところで安倍晴明登場。2012/04/02

雪守

15
安倍晴明の孫、昌浩とその相棒の物の怪(通称もっくん)が活躍する冒険譚。以前から気になっていたので最初は図書館で借りたのですが予想以上に面白かったので購入。少年漫画のような戦闘シーンと楽しい会話劇が魅力的。昌浩ともっくんの会話も好きですが晴明の飄々とした姿もなかなかです。それと今巻の出番は少ないけど彰子ちゃんが可愛らしかったです。続きも読んでいるのでそちらの感想も後ほど。2012/06/04

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