内容説明
東京で連続幼女殺人事件が発生、長野県上山田温泉で将棋の名人戦に挑戦中の宗方が捜査線上に。週刊誌記者が宗方を犯人と告発する一方で、謎の手紙を読んだ彼は大悪手を指して敗北した。しかも現地で宗方の愛人が行方不明、幼女もまた1人犠牲に。十津川警部の名推理が事件の真相を暴く! 傑作長編推理。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
7
「勝手に列車祭」第255弾。。。文庫コレクション502冊目。。。2000年 7月15日 初版。。。久しぶりに犯人と直接対決が面白かった。もう最初から犯人グループの一人は分かっていたので、吾らが十津川警部が直接証拠を探すだけであったが、まあ「正義」と堂々と言うやつに正義はないの典型的な事件であった。宗方が14年前の犯人みたいだが時効にするのか逮捕するのか考え落ちになっていた。2020/04/02
レコバ
2
読むのに集中力を求められず、そこそこ楽しめた。2014/06/03
義輝仮面
1
【★★★☆☆】 容疑者はかなり限られてるので犯人は特定しやすかったかな。動機に関しては・・・まぁ復習とはいえ無関係の人間に手を出した時点でアウトでしょうし、冤罪のターゲットにされたプロ棋士さんも過去に・・・そこは深く触れずに終わっちゃったのがどうも腑に落ちない。ちゃんと千曲川(戸倉上山田)が舞台になっているので良かったかな。 2018/10/11
新月
1
西村京太郎作品全体に言えることですが、句読点が多用されており、サラッと読むのは中々難しいです。時々単語の意味を間違って受け取ってしまうこともあるかもしれません。犯人を探す過程を流れるように書いていくのは頭に入りやすく、流石としか言いようがありません。読んでいて非常に気持ちがいいです。ですが、最後の展開が腑に落ちないように感じます。唐突すぎて読者が付いていけず、消化不良を起こしてしまうように感じます。本格的な推理小説としてではなく、一つのドラマ小説として楽しむ分には全然面白いと思います。2016/12/15
kenkou51
1
長編 登場人物が少ないので読んでる途中で犯人が予測出来ました。2013/04/10