角川文庫<br> 軽井沢通信 浅見光彦からの手紙

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角川文庫
軽井沢通信 浅見光彦からの手紙

  • 著者名:内田康夫【著者】
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  • 特価 ¥231(本体¥210)
  • KADOKAWA(2013/11発売)
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  • ISBN:9784041607442

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内容説明

軽井沢のセンセが浅見光彦に宛てた手紙は、ユーモアあふれる玉手箱。時には小説のネタ探しを依頼したり、時には世の中にはびこる矛盾を追求したり、はたまた時には、身の回りで起きた面白エピソードを披瀝し……。どこまでが本気で、どこまでが冗談か? 〆切を忘れて、自慢話のオンパレード。心やさしき超マジメ人間の名探偵・浅見、この無理難題山積みの手紙に、どう応える!?小説では明かされなかったエピソードが満載!!アサミスト必携の一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がたやぴん

63
タイトル通りの通信記録。光彦と著者の往復書簡。執筆時期が1993年頃なのでメールでないのは当然か。ある事件が冤罪ではないかという「◯◯を守る会」に光彦を送り込むというような約束をした軽井沢のセンセからの依頼で始まる。図解まであるため実話がベースになっている気はする。手紙のやりとりの中では当時の時事ネタに触れたり、過去作品について振り返ったりしており、現在アラフォー以上でないと意味不明かも。また、ドラマの配役について、センセの感想がハッキリと書いてある。2016/03/05

ニゴディー

5
発想としてはおもしろい。 内容は人を選ぶかな。 単純にシリーズが好きってだけでは楽しめないのではないかと。 政治などにも触れているし。 個人的には可もなく不可もなく。2020/11/29

如雨露屋

1
’93年4月から’94年11月にかけて『野性時代』誌に軽井沢のセンセと浅見さんとの往復書簡という形式で連載され、それをまとめたもの。ふだんなかなか窺い知る事の出来ない2人のプライベートな関係を覗いているような気分にもなれて楽しい。ある冤罪事件ーK事件ーを縦糸に当時の世相や日常を時には皮肉を交えて、時には正義感あふれる視点でユーモアたっぷりに綴っている。角川春樹社長、俳優・松田優作氏とのエピソードや発足間もない「浅見光彦倶楽部」のこぼれ話など内容も盛り沢山。浅見シリーズの中の一作にも数えられている。2016/06/22

ユキ

1
【再読】(43)実業之日本社文庫より新たに刊行され、ぺらぺらめくってみたが、角川版に見られた扉絵がなかったので、角川版を再読してみました。1993・94年のエッセイですが、今読んでも面白い。冤罪を疑われる川嶋事件を思い出し、『冤罪』について考えてもみた。角川春樹氏が逮捕された時は、角川書店がなくなるかとヒヤヒヤしてた事も思い出す。2014/12/17

まきんぼ

1
浅見光彦と作者の手紙のやり取り風の作品。異色ですが、おもしろく、なによりも他作品との関連性がファンにはたまりませんでした。2012/08/21

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