集英社文庫<br> 江戸の賄賂

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集英社文庫
江戸の賄賂

  • 著者名:童門冬二【著】
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 集英社(2013/12発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087488487

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内容説明

江戸は賄賂の温床であった。それは家康以来の大名分断政策によるところが大きいが、贈り物は一種の「ごあいさつ」、美風とさえ考えられていた。老中としては権勢をほしいままにした田沼意次、公共事業で偉大な業績を遺した河村瑞賢らの論理と方法を紹介し、贈る側の「美学」・貰う側の「理屈」を分析する。今も昔も清と濁の繰り返し。江戸を語りながら現在(いま)を照らす。

目次

第1章 消費バブル都市・江戸
第2章 贈賄の美学
第3章 収賄の理屈
第4章 田沼意次の賄賂哲学
第5章 幕末の「経世済民」論