内容説明
2194年、ハーグ艦長ひきいる国連宇宙軍軍艦「ハイバーニア」は、植民惑星ホープ・ネーションめざし地球を旅立った。超空間航法であるN波駆動をもちいても17カ月かかる旅である。宇宙軍士官学校を卒業したばかりの士官候補生ニコラス・シーフォートにとって、毎日が刺激に満ちあふれていた。だが順調に思えた航天も、最初の航法チェック・ポイントで怖るべき事故が発生したとき、すべてが変わった!それも悪い方に……。ジョン・W・キャンベル賞受賞。/掲出の書影は底本のものです
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詩歌
3
「活字倶楽部」にその不運ぶりを紹介されていたので興味がわいた。自分ならこの表紙で読む気にならないので、有り難い。大変面白く次々と手を出すことに。2014/03/21
YUKI
1
既読。一時期、ホーンブロワーとか航海ものにハマってたのでその一環で読んだと思われるシリーズ(SFだけど)。大好きでした。再読したいのでメモ。
ウォーカージョン
1
ホーンプロワー的なやつ。主人公が悩むのはいいけど、行動自体は17歳には見えない。それと「わたし」というのに違和感。25歳前後の設定なら問題ないんだけど。その他、ご都合主義もあるが、全体的には面白かった。2017/07/12
カン
1
久しぶりに再読。スぺオペ感よりイギリス海軍物。2015/06/02
しらゆ
1
主人公は責任感が強い性格。規則や先例を遵守しつつ、自らの感情との間で葛藤する。規則や先例は破るもの!という主人公が多い中で逆に新鮮。 後、スペースオペラ作品でキリスト教が強く残ってるという設定は珍しい気がする。 登場人物が多くて最初は混乱したが、巻頭に人物表が載っているので何度か見返しているうちに整理できた。 ところどころ説明臭い。文章が不自然に感じる。 しかしまだ17歳なのに、主人公はよくやってるなぁ。頑張れ。 表紙はどうしてこんなことになったんだ?少女小説じゃあるまいに。2013/01/17