集英社文庫<br> 誇り高き週末

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集英社文庫
誇り高き週末

  • 著者名:赤川次郎【著】
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 集英社(2016/02発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087482256

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内容説明

べらぼうな財産を代々相続する柳原家の当主、柳原一馬は今年で70歳。妻を亡くして40年、独身で子供もない彼が、突然再婚を宣言する。相手はなんと28歳! さまざまな思惑を抱いた一族がこの週末に、大富豪の花嫁披露パーティに山荘に集まることになった。そこに28歳で死んだ、柳原の妻、早苗が幽霊となって現れた…。愛と殺意の週末を描く表題作。盗聴趣味の中小企業社長に起きる週末の悲喜劇、他1編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

詩界 -うたか-

2
#読了 三篇の中篇を収録した物語。【雨の週末】良い天気になりそうな予定だったのに雨に降られ…、けれど計画は進行しなくては―― 【疑惑の週末】家族一緒にご飯が食べられるのは土曜日だけ――越谷は社長権限で土曜日休みを希望したものは倉庫番にしたと言い放ち……【誇り高き週末】妻をなくして40年。子供のいない柳原は再婚するが、相手は28歳で!?◆楽しく読みやすく堪能しました。2019/10/29

kaizen@名古屋de朝活読書会

1
赤川次郎にこれほど,素敵なおとぎ話があろうとは思ってもみませんでした。 よく考えてみれば,やさしい性格の赤川次郎が, 誇り高き週末 雨の週末 疑惑の週末 という3本立てのおとぎばなしを書いても可笑しくはない。 雨の週末は殺人事件が起きるが,主人公はがんばる。 疑惑の週末も殺人事件が起き、主人公が恐れている。 誇り高き週末は,幽霊も誘惑者も誇り高いところがすごい。 若竹七海が解説を書いている。 解説を読んで、赤川次郎のすごさを再認識した。2011/05/11

おとむさん

1
赤川次郎さんの本は、がっつり身構えなくても読めるから、ちょっとゆったりとしたい気分の時に読むことが多い。この本もそう。3つほどの短編で構成されているんだけど、それぞれにゾッとさせたり、ほろっとさせたりと、緩急がついていて面白かった。2011/06/11

fried_bogy

0
 高校時代に。

ipusiron

0
1998/4/3読了

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