角川文庫<br> 死の逆転─京都が危ない

個数:1
紙書籍版価格
¥555
  • 電子書籍
  • Reader

角川文庫
死の逆転─京都が危ない

  • 著者名:姉小路祐
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • KADOKAWA(2014/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041909010

ファイル: /

内容説明

浪速の司法書士・石丸伸太(ブーやん)に亡父の戦友からの手紙が届いた。地上げ屋の度重なる横暴に苦しんでいるという。人情厚いブーやんは早速、背高ノッポの妹・由佳と京都へ向かう。ところが、二人を待ち受けていたのは突然の依頼撤回だった……。手のひらを返すような仕打ちの意図も解らぬまま、更に驚くべき事件が起こる。今度は、地上げに反対する女性が死体で発見されたのだ! 苦慮の末の自殺か? それとも――。乱開発続く京都を舞台に、凸凹コンビが活躍する社会派推理。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨーコ・オクダ

26
代書屋ブーやんシリーズ。1作目で父親の危篤を知らされて大阪にやってきた由佳が、なんとその後もブーやんと同居し続けていたという…。で、今回は、彼らの父親の古い友人から届いたSOSの手紙を持って、トラブルの起こっている京都へ向かう。京都という独特の土地での地上げ問題。ちょうど、遷都1200年記念で盛り上がっていた頃の話。影では盛り下がる?人たちもいたわけで…。土地転がしの仕組みだけでなく、京都人の気質も絡めつつ、問題の土地に関わる人間の殺害、失踪事件の謎に兄妹コンビが挑む。ブーやんの大阪弁がちとしつこいかもw2021/07/09

いとのり

0
聞いたこともない作者の本が本棚にありました。 「なんでこんなの買ったのかなぁ・・・」と読み進めると、なんと主人公が司法書士!司法書士の謎解きミステリーです。捜査方法も登記を見るのが中心。最後は職務上請求で戸籍まで取り寄せて、事件の解決に挑みました。 何とも微妙な世界・・・2020/01/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/569243
  • ご注意事項