角川文庫<br> 盲目のピアニスト

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角川文庫
盲目のピアニスト

  • 著者名:内田康夫
  • 価格 ¥528(本体¥480)
  • KADOKAWA(2014/07発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041607282

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内容説明

ある日突然失明した、天才ピアニストとして期待される輝美の周りで次々と人が殺される。気配と音だけが彼女の疑惑を深め、やがて恐ろしい真相が……人の虚実を鮮やかに描き出す出色の短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨーコ・オクダ

25
短編5本収録。表題作「盲目のピアニスト」は勝手に期待し過ぎてしもた(苦笑)きっと、タイトル買いした人も多いはず!?決して悪いわけでなく「これ、もうちょっと膨らませて、長編で読みたかったなー」ていう感じ。実際、テレビドラマでは「信濃のコロンボ」シリーズにアレンジされて、2時間楽しめる形に仕上がってたみたいやし…。あと気になったのは「想像殺人」どことなく、逢坂センセの精神系作品っぽい。ラストの方の恐怖フレーバーは楳図センセ系?なんて思たのはうちだけかしらん??2018/11/18

10
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2018/10/post-f22d.html2018/10/24

sun

7
書名に釣られて読んだが、残念ながらイマイチのミステリーばかり。視点は面白いのもあるけど…。2013/10/31

しんた

5
著者の短編はつまらない。一作目が長編だったらよいと思う。中途半端2013/03/26

Joao do Couto

4
中村梅雀版「信濃のコロンボ」の原作が含まれた短編集。「盲目のピアニスト」、「愛するあまり」、「陰画の構図」、「想像殺人」、「濡れていた紐」。最初の三篇が原作。昭和61年に出版されただけあって、その頃の雰囲気がある。「濡れていた紐」の舞台はさる温泉旅館なのだけれども、なんだか昨年度法事で泊まった伊那市にある旅館を思い出した。それから、「想像殺人」は世にも奇妙な物語のような異色の作品。2021/01/30

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