内容説明
“フジヤマのトビウオ”古橋の活躍の陰に、フレッド・和田がいた。敗戦後の日本の奮闘をアメリカに印象づけ、熱き心で祖国を励ます日系実業家。オリンピックを東京で開催するために奔走し実現させた男。さらに日米の経済・文化交流を発展させた、知られざる日本の恩人を描く、異色のドキュメント・ノベル。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムー
6
素晴らしい作品。又もベスト作、昨年の大河には出てこない フレッド和田氏の生涯を描いた感動作。昭和39年の東京オリンピックには色んな人間ドラマがあり、執念と熱意をもって動いた人がいっぱいいた。日本の歴史と宝です。最高でした。2020/02/14
たかし
5
素晴らしい日系人がいたのですね。 無私滅私、ただ祖国日本のために、一世のために、バイタリティ高く歩んだ人生に感銘を受けた。 新刊予定で同タイトル本があったので、来年の大河ドラマみたいに東京オリンピックに合わせて再出版するのかな？2018/01/13
Takateru Imazu
3
「すごい人が親戚にいたもんです☆」 祖国へ、熱き心を 東京にオリンピックを呼んだ男 (講談社文庫) 高杉 良 (1992/5/6) 著者は、石油化学業界紙の記者、編集長を経て、75年『虚構の城』で作家デビュー。 著書に『小説 日本興業銀行』『金融腐蝕列島』等多数。綿密に取材された作品の多くは定評がある。 主人公であるフレッド・和田勇は和歌山県出身の日系人。 ロサンゼルスで17店舗のスーパーマーケットを経営する等、アメリカにて一定の成功をおさめている。そんな彼に首相及び東京都知事から任命されたミッシ2013/09/15
ジョルジョ
3
感動しました、海外にするんでいるので、日本への思いを自分で感じました。この人が日本の政治家になったらと思います。2012/04/09
jaiose
2
素晴らしい日本人がいることを知ることができてよかったです。2014/07/26
