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内容説明
著者の長年の体験と人生に対する深い洞察をもとに切々と訴える、珠玉の短編随想集。自らの運命を切りひらき、日々心あらたに生きぬかんとする人々に贈る名著。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
376
著者は現在のパナソニック創業者。流石に戦後最大のベストセラーと言われるだけあって一言一言が重みを持ってるように感じた。今の指導者にあたる人も本書をもっと読むべきだなと思う。2015/02/14
ろくせい@やまもとかねよし
268
1968年出版の随筆集。著者はパナソニックグループ創業者松下幸之助さん。松下さんが創設したPHP研究所の機関誌への寄稿文から121編が収録。多量な随筆は多岐な話題にわたるがすべて端的明瞭。相当な勉強で裏打ちし十分消化される内容が、いずれも分かりやすい短文として表現される。松下さんへ真の偉大さを感じざるを得ない読後。「縁あってこの世に生まれてきた。そして、縁あっていろいろの人とつながりを持っている。」が心に残る。「おたがい」「謙虚」「よりよく」をキーワードに、「今の大衆はきわめて賢明」として未来を展望する。2023/04/02
やすらぎ🍀
255
熱意なき人は描ける餅の如し。人生の道を進むとき、立ち止まるとき、振り返るとき、繰り返し読みたい言葉。心の底からなぜか意欲が湧いてくる。強さ優しさ趣深さ、日々の慌ただしさにも忘れることのできない、向かうべき道がそこにある。辛抱強く根気よく、謙虚に耳を傾ける。一歩一歩成就する。求める心が切であればいい。いかに望もうと、春が来なければ桜は咲かぬ。しかし冬が来れば春はまた近い。静かに待つ人に暖かい光は注ぐのである。悲嘆のなかから人生の深さを知り、窮境に立ってはじめて世間の味わいを学ぶ。一陽来復。尊い生き方である。2022/02/08
forest rise field
201
再読。いつも鞄に持ち歩き。 ◇運命を切りひらくために ◇日々を新鮮な心で迎えるために ◇ともによりよく生きるために ◇みずから決断を下すときに ◇困難にぶつかったときに ◇自信を失ったときに ◇仕事をより向上させるために ◇事業をよりよく伸ばすために ◇自主独立の信念をもつために ◇生きがいある人生のために ◇国の道をひらくために 項目毎に、その時置かれている状態に合わせて読むと気分が晴れるヒントになるかもしれない。気休めになったり、上昇機運の足掛かりになったらいい!2021/03/03
ユーさん
197
「初心忘れるべからず」この一言で良いと思います。2016/04/01