講談社文庫<br> 古典落語(上)

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講談社文庫
古典落語(上)

  • 著者名:興津要【著】
  • 価格 ¥789(本体¥718)
  • 講談社(2015/03発売)
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  • ISBN:9784061310834

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内容説明

人情の機微を、人生の種々相を笑いの中に捉えて、生きた庶民の歴史を語る伝統話芸、古典落語。それは、市井のスケッチであり、庶民の声でもあった。ここに収録する各作品は、先人が心血を注ぎ、みがきぬかれた芸の香気を伝える代表的名作ばかりである。本巻収録作品32編。全六巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

93
うそつき弥次郎、かつぎや、明烏、長屋の花見、三人旅、厩火事、寝床、千早振る、猫久、しわい屋、転失気、出来心、湯屋番、まんじゅうこわい、短命、うなぎの幇間、そこつ長屋、酢豆腐、悋気の火の玉、三方一両損、たがや、居残り佐平次、目黒のさんま、小言幸兵衛、宿屋の富、道具屋、なめる、時そば、たらちね、もと犬、無精床、芝浜 以上、32編収録。寄席に行ったことのない者としては聞いたことのない話しもありすごく楽しめました。中でも私が好きなのは「時そば」と「芝浜」です。 また話し言葉が江戸弁で粋な感じが何とも言えません。2018/12/08

ももせはる

6
最近、ある人が、古今亭志ん朝の「抜け雀」が面白いと教えてくれた。最初は落語なんて、へっ笑という感じだったけど、そいつをyoutubeでチェックしてからというもの、面白い落語を漁るようになり、電車とかで聞いてニヤリとしていた。その流れで本書を購入。 古典落語だから、面白さがよくわからないものもあるが、有名な作品が多く収録されているのが嬉しい。でも、やっぱり落語は読むより聞くもんだね。できれば生で。本書で面白そうなのを探して浅草へGO 自分は「目黒のさんま」という話が好きでした。2014/11/23

gelatin

4
★★★★ 再読。小学生の時、虫垂炎の手術で入院したわたしに母が差し入れてくれた思い出の一冊。お、おかあさん、よりによってなぜこの本を。笑ったら痛いのに可笑しくて苦悶した記憶がよみがえる。大人になって読み返すと興津要の解説がまた面白くて、下、続、続々、大尾まで読み返してしまいそう。2014/07/01

かしまさ

3
大人の嗜みとして知っておくべきかと手に取ってみたら結構なボリュームの本だった。しかも上下2巻と見せかけて全6巻。聞いたことあるような話の全容を知れたのは良いこと(まだあと5巻あるけど)。文字で読んでも面白かったけど、身振り手振りも含めて噺を聞く方がやっぱり楽しいかも知れない。2016/02/22

Potten

3
三七借本。落語は究極の言葉遊びだと思います。普段からそんなやりとりが好きな自分ではあるが最近会話の返しにキレがない、と友達に言われたりするので参考にしたいです。お噺各々は主に江戸時代から色々な変遷を経て今のかたちになっているもの、変わらないもの等あり歴史を感じました。また非常に計算されているのにも驚いた。しかし・・・ネタがよく解らずにオチで笑えない編はとても残念ッ!本もいいですがやはり寄席に行き噺家さんの生のしゃべりに引き込まれてみたいです。皆ちゃん!浅草で寄席とどぜうと洒落こみたいですね~♪2013/11/09

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