中国怪奇物語<神仙編>

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中国怪奇物語<神仙編>

  • 著者名:駒田信二【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2011/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061317741

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内容説明

男の持っていた瓶の中には無限の空間があった。その細い口はなんでも吸い込んだ、銭も馬車も、その男までも・・・・・・あやしい術を使う道士、不思議を見せる仙人たちがこの世ならぬ出来事を次々に巻き起して、読者を妖(あや)かしの時空へと誘う。現代の常識をはるかに超えた奇抜な発想が生み出す魅力、77篇の神仙物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BIN

7
中国の神仙もの77編。中には桃源郷や邯鄲の夢など有名なものもありますが、大体は初めて見るものばかり。だいたいパターンとして善人に対して導師が試すも後一歩俗なところが残っているから仙人にはなれないが出世するよ的な話が多い。神骨であれば碌でもない人間でも神になれるみたい。祀らなければ祟るぞとか言ってるし、いいのかそれで。。。2017/11/01

Radwynn

5
中国の伝承物語を読んでいると、昨今の彼の国の猟奇事件も宜なるかなと思わせるものがある。それほどにグロテスクでスプラッタ、しかも妙な「地に足が着いた」感が生々しさを増長する。世界の真理を求める筈の道教から発生した仙道さえも現世利益に着地させてしまうバイタリティ、日本神話を繙くと自然への畏怖へ行き着くが、我が国の師であった彼の国の神話伝承は人の生命力と欲という業の強さと深さに思い至るというのは、なんとなく人間の二面性を表しているようで興味深い。2012/06/28

ipusiron

1
1998/9/19読了

1977年から

0
1987年

イエテイ

0
神仙思想って、結局は不老不死と働かずに暮らしていきたいって事なのかな。邯鄲の夢と杜子春、徐福の話は好きだな。2020/11/03

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