戦争社会学研究 〈第2巻〉 戦争映画の社会学

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戦争社会学研究 〈第2巻〉 戦争映画の社会学

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  • サイズ A5判/ページ数 303p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784909710024
  • NDC分類 391.05
  • Cコード C3030

出版社内容情報

大岡昇平による原作『野火』(一九五二年)。

市川崑による映画『野火』(一九五九年)、そして塚本晋也版『野火』(二〇一五年)。

同一作品は、表現形式によって、時代によっていかに変奏され、受容されるのか。

また、山本五十六の表現から『戦艦ヤマト』『この世界の片隅に』まで、娯楽作品において戦争はどのように表現され、消費されてきたのか。

社会学・歴史学・人類学のアプローチから、文学と映画に描かれた戦争を読み解く「特集1 戦争映画の社会学」。

「特集2 旧戦地に残されたもの」では、ニューギニアを舞台にした戦友会の活動、マーシャルでの朝鮮人軍属の問題、遺骨収集や戦後保障の問題を考える。

特集1 「戦争映画の社会学」?『野火』の戦争社会学



『野火』の戦争社会学/山本昭宏

戦争映画の社会学のために/野上 元

「野火」に映る戦後/福間良明

『野火』の戦争社会学のために/成田龍一

『野火』にみる武蔵野の風景とフィリピンのゲリラ/青木 深

人肉食が起こりうる世界を物語るということ/松下優一



特集1 「戦争映画の社会学」?戦争娯楽映画の系譜

「戦争映画」の拡大領域/山本昭宏

戦争娯楽映画を読み解く/好井裕明

『宇宙戦艦ヤマト』から『君の名は。』へ/足立加勇

戦争遺産へのまなざし/濱田武士



特集2 旧戦地に残されたもの

旧戦地に残されたもの/西村 明

遺骨収集の「再開」と戦友会/中山 郁

旧帝国圏における日本人戦没者の遺骨処理問題/浜井和史

太平洋戦争期のマーシャル諸島での朝鮮人軍属/趙 誠倫

「戦争の記憶」の状態/キース・L・カマチョ



投稿論文

日本占領期ジャワにおける占領統治と衛生の確立/小林和夫



書評

戦争社会学の地平をめぐって:『戦争社会学―理論・大衆社会・表象文化』/若林幹夫

戦争の「神話化」と「平凡化」をジェンダー化する:『「戦争体験」とジェンダー:アメリカ在郷軍人会の第一次世界大戦戦場巡礼を読み解く』/南川文里

「被害者」の資料をいかに扱うか:『「慰安婦」問題の言説空間』/加島 卓

脱植民地化・脱軍事化のための歴史叙述に向けて:『戦禍を記念する―グアム・サイパンの歴史と記憶』/長島怜央

国家は死を管理できるか:『記憶と追悼の宗教社会学』/荻野昌弘



編集後記

戦争社会学研究研究会[センソウシャカイガクケンキュウカイ]
編集

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろただでござる

1
予定調和の社会学。後半のある部分で学生時代によく見聞きしたアジ演説と同じような表現があったので今でもか…とちょっと辟易。「美少女が象徴する戦うアニメの系譜とその論理」で「魔法少女まどか☆マギカ」をスルーしている理由が分からない。2021/10/16

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