農業をデザインで変える―北海道・十勝発、ファームステッドの挑戦

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農業をデザインで変える―北海道・十勝発、ファームステッドの挑戦

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784908875038
  • NDC分類 611.7
  • Cコード C0030

出版社内容情報

北海道発のデザイン・ブランディング会社の代表で地方活性化の分野で注目を集める著者が、なぜ農業にデザインが必要なのかを紹介。なぜ農業にデザインが必要なのか。エッセイと実例で紹介。6次産業化や特産品のブランド化に悩む農業関係者に読んでほしい1冊。



デザインには、農家や生産者のモチベーションを高める力がある―。北海道・十勝と東京を拠点にするデザイン・ブランディング・カンパニー、株式会社ファームステッドの共同代表である長岡淳一と阿部岳のはじめての著書。

グッドデザイン賞など受賞多数、全国各地で講演会や相談会を行い、地方活性化の分野で注目を集める気鋭のブランドプロデューサーとグラフィックデザイナーである著者が、これからの農業におけるブランドの意義や必要性をわかりやすく説明し、1次産業をデザインで支援することをミッションに掲げる自分たちの活動の背景と思いを語る。



また、日本および台湾で取り組んでいる、ロゴマークの制作やブランディングなど「農業×デザイン」の27の事例をカラー写真入りで紹介。

はじめに



第1章 なぜ農業にデザインなのか



 大事なのは農家のための「旗印」

 農業後継者のモチベーションを高める

 デザインは生産者の思いを形にして伝える手段

 企業にCIがあるように農業にFI(ファーム・アイデンティティ)を

 デザイン・ブランディングの仕事のために必ず現場を訪れる



第2章 1次産業をデザインで支援するファームステッドのはじまり



 僕たちの拠点は北海道・十勝

 十勝の豊かな食と農

 開拓者としてのフロンティアスピリット



 スピードスケートでオリンピックをめざした後 

 地域を活性化する道へ

  ブランドプロデューサー 長岡淳一

  アパレル業への転身と地元社会への関心/

  海外で見つけた格好良い農作業着



 原風景は見渡す限りの畑だと気づいた 

 北海道と東京を往還する日々

  グラフィックデザイナー 阿部岳

  地方と都会を結ぶデザインのありかた/

  「とかちデザインファームプロジェクト」を立ち上げる



第3章 農業デザイン・ブランディング事例集



第4章 地域ブランディングへの展開



おわりに

長岡 淳一[ナガオカ ジュンイチ]
ブランドプロデューサー、株式会社ファームステッド代表。1976 年北海道帯広市生まれ。専修大学経済学部経済学科卒。大学卒業までスピードスケートの選手として活躍。現役引退後、地元へU ターン。世界各国を回った経験を生かし、帯広市で2002 年有限会社フレーバーを設立。新世代の農業ウェアを提案するプロジェクトなどを推進。2013 年、阿部岳とともに株式会社ファームステッドを設立。地域振興ブランドプロデューサーとして、日本全国で活躍中。2012 年、2014 年グッドデザイン賞受賞。2013 年金の卵プロジェクト入賞( 経済界)。2014 年北海道ベンチャースタートアップEXPO ベストオーディエンス賞受賞。2015 年第7 回フード・アクション・ニッポンアワード2015 入賞。

阿部 岳[アベ ガク]
グラフィックデザイナー、株式会社ファームステッド代表。1965 年北海道帯広市出身。武蔵野美術短期大学グラフィックデザイン学科卒。都内デザイン事務所勤務の後、1996 年有限会社ガクデザインを設立。企業のCI 計画や商品ブランドの構築などをメインに活動。2013 年、長岡淳一とともに株式会社ファームステッドを設立。2008 年、2012 年、2013 年、2014 年グッドデザイン賞受賞。2011 年日本パッケージデザイン大賞銅賞受賞(日本パッケージデザイン協会)。FOODEX JAPAN( 幕張メッセ)、Tokyo Pack(東京ビッグサイト)などでの講演も多数。

内容説明

なぜ農業にデザインが必要なのか。エッセイと実例で紹介。6次産業化や特産品のブランド化に悩む農業関係者に読んでほしい1冊。デザインには、農家や生産者のモチベーションを高める力がある―。北海道・十勝と東京を拠点にするデザイン・ブランディング・カンパニー、株式会社ファームステッドの共同代表である長岡淳一と阿部岳の初めての著書。グッドデザイン賞など受賞多数、全国各地で講演会や相談会を行い、地方活性化の分野で注目を集める気鋭のブランドプロデューサーとグラフィックデザイナーである著者が、これからの農業におけるブランドの意義や必要性をわかりやすく説明し、1次産業をデザインで支援することをミッションに掲げる自分たちの活動の背景を思いを語る。また、日本および台湾で取り組んでいる、ロゴマークの制作やブランディングなど「農業×デザイン」の27の事例をカラー写真入りで紹介。

目次

第1章 なぜ農業にデザインなのか(大事なのは農家のための「旗印」;農業後継者のモチベーションを高める ほか)
第2章 1次産業をデザインで支援する ファームステッドのはじまり(僕たちの拠点は北海道・十勝;十勝の豊かな食と農 ほか)
第3章 農業デザイン・ブランディング事例集(祖父の形見を農業を受け継ぐ「旗印」に―本山農場(北海道・美瑛町)ブランディング
チャレンジし続ける酪農家の商品群が一つの「顔」に―ハッピネスデーリィ嶋木牧場(北海道十勝・池田町)ブランディング ほか)
第4章 地域ブランディングへの展開(海を越える農業デザイン 台湾に日本人の作った紅茶があった―日月潭紅茶(台湾・魚池郷)
十勝の美味しいを美しく発信する デザインにもこだわった地域ブランド―とかちデザインファームプロジェクト(北海道・十勝) ほか)

著者等紹介

長岡淳一[ナガオカジュンイチ]
ブランドプロデューサー/株式会社ファームステッド代表。1976年北海道帯広市生まれ。専修大学経済学部経済学科卒。大学卒業までスピードスケートの選手として活躍。現役引退後、地元へUターン。世界各国を回った経験を生かし、帯広市で2002年有限会社フレーバーを設立。新世代の農業ウエアを提案するプロジェクトなどを推進。2013年、阿部岳とともに株式会社ファームステッドを設立。地域振興ブランドプロデューサーとして、日本全国で活躍中

阿部岳[アベガク]
グラフィックデザイナー/株式会社ファームステッド代表。1965年北海道帯広市出身。武蔵野美術短期大学グラフィックデザイン学科卒。都内デザイン事務所勤務の後、1996年有限会社ガクデザインを設立。企業のCI計画や商品ブランドの構築などをメインに活動。2013年、長岡淳一とともに株式会社ファームステッドを設立。2008年、2012年、2013年、2014年グッドデザイン賞受賞。2011年日本パッケージデザイン大賞銅賞受賞(日本パッケージデザイン協会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Luna

11
デザインでこんなに変わるんだと思った 2018/02/16

塩こんぶ

1
素敵な活動の事例集。 旗印、大事。 ※ギフトショーで購入2018/02/15

かっちゃん

0
ブランディングには専門的な知識や技術が必要。質の高い商品なのに埋もれてしまっているのは勿体ないし、販売のためにかける時間で生産がおろそかになってしまっては元も子もない。 だから提案やアドバイスなど支援をする企業なりサービスなりがあるのは、生産者にとって選択肢が広がるので良いことだと思う。2017/04/12

kiki529

0
「農業×デザイン」って一体何?どうなるの? 不思議な疑問は感動に変わり、農業とその加工物のイメージチェンジになりました。 デザインが入ることで農家の方のモチベーションが上がるのもうなずけます。 デザインって、こんなにすごいものだったんだ、と思わせられました。 農業がもっと輝けるように、というデザイナーの思いが込められて、若い世代の農家さんたちの意気込みが大きくなってきて、 デザインのすごさがわかります。農家と消費者の距離がぐぐっと近くなれる力を感じます。 2016/10/05

tenori

0
先鋭的な農業従事者が自らのモチベーションアップのため、消費者への訴求効果を狙ってロゴやパッケージに投資することに対して何ら反論すべきところはない。むしろ、デザインに関心を向けている点については評価したい。ただ難しいのは、いかんせん農作物なだけに品質や安全性までデザインでは担保できないということ。この本も巻末にセミナー&相談会のページを作ってしまっているところが残念。いかにも「商売しましょう」な終わりかたになってしまった。もったいない。2019/04/18

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