金子國義スタイルブック

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金子國義スタイルブック

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  • サイズ B6変判/ページ数 111p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908122057
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0071

出版社内容情報

金子國義がこの世に遺したスタイリッシュな言葉の数々を、
名作、未発表作など約45作品とともにお届けします。

2015年3月、画家・金子國義が逝去しました。この稀有な画家が残した名作の数々は、これからも時代を超えて愛され続けていくことでしょう。歌舞伎の舞台美術家のもとで修行し、日本の伝統芸能やその美意識を徹底的に学びながら、同時にヨーロッパの文化にも精通していた金子國義の作風は、唯一無二の魅力に溢れており、今後ますますグローバルな注目を集めるに違いありません。

金子作品の最大の魅力は、画家の存在そのものが作品世界に強く投影されていることです。「人生を謳歌しよう」「美しく生きよう」という姿勢に貫かれた哲学、いわば金子スクールの教えは、そのお弟子さんや私淑していたアーティストのなかで確実に引き継がれているのです。

本書では、金子國義がそうした人々に向けて実際に発した言葉やメッセージを、スタジオ・カネコ協力のもと、関係者への取材を通して集め、代表作とともに掲載します。その内容は、芸術に限ったものではありません。かつて日本の家庭でごく自然に教えられ、私たちが身につけていった「所作」「おもてなしの心」、そして「美しく生きるためのヒント」などが、金子國義ならではのセンスやユーモアに彩られた言葉として現れます。

みなさんに、この本を日々の生活のなかに取り込んでいただくように、バッグに入れて持ち歩けるハンディなサイズに仕上げました。このハンドブックを日々眺めながら、金子美学の詰まった言葉や絵の数々が、「あなただけの美しいスタイル」をつくるうえで、お役にたつことを祈っております。

金子 修[カネコ オサム]
Studio Kaneko代表
1994年、偶然に知り合った金子國義の勧めにより上京、助手となる。2002年、養子縁組を果たし「金子修」に。マネジメント業の傍ら数々の展覧会を運営し、また装丁や浴衣に代表される〈金子デザイン〉の一端を担うなど、最も近しい存在として公私にわたり画家を支え続ける。2015年、金子國義逝去の後は、Studio Kaneko代表として作品管理のほか、展覧会、イベント、出版などを運営している。

岡部 光[オカベ ヒカル]
クリエイティブ・ディレクター、コピーライター
獨協大学外国語学部英語学科卒業。在学中よりアートイベントの仕事に携わる。卒業後は広告代理店、海外アーティスト招聘会社などに勤務。1990年、渡伊。帰国後は、バイリンガル・メディアを中心に、クリエイティブ・ディレクター、コピーライター、執筆家として活躍する一方、プログレッシブなブラジル音楽ユニットBossa Connectionなど、新進気鋭のアーティストのプロデュースを手がける。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momogaga

51
読書本。昨年、「金子國義×コシノヒロコ EROS 2017」を観に行きました。新作が観れなくなったのは残念ですね。でもたくさんの作品と作品集が残っているのだから。今日一日ゆっくりと読めてよかった。2018/12/12

sin

51
金子國義氏が昨年の三月にお亡くなりになっていたなんて!ショックだ。でもその作風から受ける印象としては逆に昨年まで存命で居られたのだ…という風な意外感を受けているのも確かな事でもある。さて、この本には日常金子氏が弟子たちに伝えた教えの言葉が収集されている。作法や気構え、いわゆる氏の生き方の美学である。そう美は身に纏うもの…そして彼が身を置いたアトリエこそ最高の作品かもしれない。2016/12/03

りりす

24
「たくましい男じゃないと、香水は似合わないのよ!」。この言葉を受けて考えると、確かに、ムスクの似合いそうなあの人も、ダチュラの似合いそうなあの人も『たくましい男』で、綺麗ではあるけどたくましくはないあの人やあの人には、香水は不似合いであるように思う。部屋やテーブルは綺麗に、という誰もが納得出来る教えもあれば、花泥棒は泥棒じゃない(からアトリエに飾る花を近所の庭から失敬する)という、自由な芸術家気質なのだか自分勝手なのだか解らない主張まで。2016/08/23

Saku

18
金子国義さんから美意識の磨き方を学ぶ。時に厳しく、時に暖かく語りかけてくる言葉に身が引き締まる。一度だけお目にかかる機会があったが、その時の自分を振り返るになんと無作法だったのかと見が縮む思いがした。 2023/06/03

ねこさん

17
それが描かれる(意味が抽出される)場には、ある濃密さを持った空気がある。その空気が作られるには、継続した(粗相を予感させない)注意力に相応する身体的な危うさが必要だが、そこにはある確信犯的な理不尽さが生贄のように必要となる。思い返してみれば、それが金子國義から学んだことだったような気がするけれど、その学びをどうすべきなのかわからない。意味を抽出し続けるために、虚しさを介入させてはならないという方法に堕してしまう人もいる。伝統される類の芸のような生命は、個々人がその場の意味を掌握することをいつも迫っていた。2017/10/04

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