トラスト・ファクター―最強の組織をつくる新しいマネジメント

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  • サイズ B6判/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908059841
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0034

内容説明

チームビルディングに「信頼」を取り入れることで、企業は成功する!TEDやNHKドキュメンタリーなどで注目を集める神経科学者が明らかにした社員の生産性を高め、企業の競争力をつける「信頼」の科学。

目次

第1章 The Science of Culture―あなたの組織の文化を科学する
第2章 Ovation―あなたは同僚の成果を称賛していますか?
第3章 eXpectation―あなたは従業員にどれほど期待をかけていますか?
第4章 Yield―あなたは従業員にどれくらい任せていますか?
第5章 Transfer―あなたの仲間たちは自分で自分の仕事を管理できていますか?
第6章 Openness―あなたは従業員に情報を公開していますか?
第7章 Caring―あなたの職場は従業員にとって居心地がいい所ですか?
第8章 Invest―あなたは従業員に十分な学習機会を与えていますか?
第9章 Natural―あなたは同僚にとって話しかけやすい存在ですか?
第10章 Joy=Trust×Purpose―あなたの組織は、目標が明確で、働く人たちが生き生きしていますか?
第11章 Performance―信頼が業績に与える影響

著者等紹介

ザック,ポール・J.[ザック,ポールJ.] [Zak,Paul J.]
クレアモント大学院大学の経済学・心理学・経営学教授。同大学の神経経済学研究センターの創設者であり、所長でもある。オキシトシンと信頼の関係を初めて解明した科学者チームの一員

白川部君江[シラカワベキミエ]
津田塾大学国際関係学科卒。コンピュータメーカー勤務後、フリーの産業翻訳者に。IT系情報サイト「TechRepublic Japan」の記事翻訳を担当

石川善樹[イシカワヨシキ]
1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。「人がよりよく生きるとは何か」をテーマとして、企業や大学と学際的研究を行う。専門分野は、予防医学、行動科学、計算創造学など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tkokon

2
【信頼と生産性】「ドラキュラ博士」と呼ばれる著者(色々な人の血を抜いて成分を見る研究をしているため)による信頼論。信頼をかけられるとオキシトシンが分泌され、オキシトシンが増えると相手をますます信頼する。生の循環がある。生産性の高い組織には「必ず信頼の文化」がある。そして「信頼の文化」を作るには、高価な設備や最新技術はいらない。メンバーを称賛し、メンバーに任せ、自分で自分を管理させ、オープンに自然体でふるまう。そして「信頼」と「信用」は違う。●「信頼の文化」を自分の来年のキーワードにする。2020/12/27

kentake

2
組織にとって最も大切な要因は「信頼」である、という点が本書全体を通じたテーマとなっている。組織を運営する上で対処が必要となる課題は、社会的動物である人間の本質をふまえた場合、殆どが「信頼」を中心に据えることにより解決することができるという。 著者の専門は「神経経済学」であり、実験結果によれば、人間の「信頼」はオキシトシンの分泌に影響され、組織の運営もオキシトシンを増大させる因子に留意することが重要という説明には説得力がある。2018/08/22

spike

2
企業に限らず組織経営に最も本質的な要因は「信頼」であり、それを独自のメソッドやデータで語っていく。そりゃそうだよね、と感覚的にわかっていて、でも客観的に説得しにくかったことをことをきちんと定義づけしてくれる感じ。2018/05/26

GASHOW

2
日本が成長している時代は、終身雇用や家族のような一体感があった。それらは、信頼があったことだろう。海外を見習ううちにそれらは失われていった。信頼は必要なようだ。組織や階級をなくし、フラットで誰もが働きやすい組織が新しい。2018/03/19

Lucie1104

1
人は信頼されると脳内でオキシトシンを合成し、オキシトシンが分泌されることで受けた信頼に応えようとする。信頼を上げるための要因は、称賛、期待、委任、委譲、情報公開、思いやり、投資、自然体。喜びをもって仕事をするために重要なのは信頼✖️目標。信頼度の高い文化を生み出すことは、生産性の向上、離職率の低下、慢性ストレスの減少による病欠日数の減少となって返ってくる。2022/12/01

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