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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
52
井上鑑にあこがれてアレンジャーになりたかった中学生だったのを思い出す。あとゲイリーカッツ。後藤次利にもあこがれておニャン子やりたかったというか。バンドやりたいんじゃないで、アレンジャー志望だったので、かわった中学生だったのだろう。でも楽器はひとつもできません。しかし、最近パソコン一つでできるのも善し悪しというか音楽売れないんでしょうがないんだよな。どんぶり勘定でやらないといいものはできない気がするな、音楽とか。2016/07/13
みっちゃんondrums
24
歌謡曲は好きだが、聴いていた当時はクラシックや洋楽、ニューミュージックより下に見ていた。が、歌謡曲もニューミュージックも同じクオリティで音作りをしていたと知る。紹介されているのは、アルバムの歌詞カードでよく目にしていたアレンジャーやスタジオミュージシャンたちばかり。確かにイントロや間奏など、印象に残る名演奏って多いものね。70、80年代の音楽作りに携わった彼らの楽しさ、熱さ、バブリーさが伝わる。口を揃えて言うのは、人が顔を付き合わせる、生の音作りへのノスタルジー。聴きたくなる!そして、東京なんだなぁ。2017/03/09
MASA123
10
図書館で見つけた本、こんなのがあったんだ。イントロや間奏が素晴らしい曲をチェックすると同じ編曲家だったりする。それから、井上陽水+星勝、中島みゆき+瀬尾一三、のような決まったコンビがあって、以前から、編曲家のことをもっと知りたいと思っていたので、この本はうれしい。 川口真のデビュー編曲が「人形の家」、「恋人よ」の壮絶なイントロは船山基紀、「異邦人」のイントロは荻田光雄、「地上の星」の間奏は瀬尾一三・・・名曲には編曲家の素晴らしいアレンジがあるのだ。編曲家が手がけた楽曲の確認がとても愉しい。 2023/10/22
Wataru Hoshii
5
1970年代〜80年代の歌謡曲/ニューミュージック全盛期を支えた編曲家、スタジオミュージシャン、エンジニアたちのインタビュー集。プロとしてポピュラー・ミュージックを作り続けた人たちの凄さが詰まっていて、音楽ファン必読の書です。本書を読みつつ数々のヒット曲を聴き直して、イントロやフレーズをじっくりと味わう体験ができました。個人的にはドラマーの個性の違いも意識できるようになって嬉しい。90年代以降、打ち込みの普及によってミュージシャンの需要が激減し、スタジオが次々と閉鎖されてしまった…という事実が寂しいです。2017/10/18
はあびい
5
編曲家の偉大さが初めてわかりました。2017/07/28