出版社内容情報
海からの光と生きるための反抗が育んだ、言葉の花束。
美しいものを見た魂が、戦争と革命とイデオロギーの
世紀…海からの光と生きるための反抗が育んだ、言葉の花束。
美しいものを見た魂が、戦争と革命とイデオロギーの世紀を走り抜けた。
その軌跡は、寄る辺なく、迷走する21世紀にこそ、光を放つ。
第二次世界大戦の戦後処理からアルジェリア戦争、そしてノーベル賞受賞ヘ、『異邦人』から『ペスト』、そして『最初の人間』へ、
折々の断章を編むことで、その生の全体像を立ち上げる。
どこに立ち、何を感じ、いかに考えたか。いま、時代がカミュの生と思考に追いついた。
第1章 太陽と貧困
第2章 反抗と暴力
第3章 歴史とテロ
西永良成[ニシナガヨシナリ]
著・文・その他
内容説明
美しいものを見た魂が、戦争と革命とイデオロギーの世紀を走り抜けた。その軌跡は、寄る辺なく、迷走する21世紀にこそ、光を放つ。
目次
第1章 太陽と貧困(アルジェリア;抒情的エッセー;アルジェリア時代の社会活動 ほか)
第2章 反抗と暴力(政治とモラル;犠牲者も否、死刑執行人も否;『ペスト』 ほか)
第3章 歴史とテロ(ノーベル賞;アルジェリアの悲劇;『最初の人間』)
著者等紹介
西永良成[ニシナガヨシナリ]
1944年生まれ。東京大学フランス文学科卒業。同大学院に入学後、1969‐72年、フランス政府給費留学生として、パリの高等師範学校およびソルボンヌ大学に留学。1978‐80年、フランス国立東洋語学校講師。2007‐09年、パリ・日本館館長。東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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